レイネタ・ケーブルカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/27 13:43 UTC 版)
「バリェ・デ・トラパガ=トラパガラン」の記事における「レイネタ・ケーブルカー」の解説
低標高のゾーンと高標高のゾーンを結ぶ交通手段として、バスク鉄道がレイネタ・ケーブルカーを運行している。1926年に開業したレイネタ・ケーブルカーは、麓のエスコントリーリャ駅と標高400mを超えるレイネタ集落にあるラ・レイネタ駅を結んでいる。貨物用ケーブルカーとして建設されたが、やがて旅客輸送も行うようになった。1985年に改修されている。2014年7月には重要文化財に指定された。 レイネタ・ケーブルカーの最大斜度は36%であり、全長1,179メートルの路線が標高差342メートルの2駅を結んでいる。平行四辺形のキャビンを持つ日本の多くのケーブルカーとは異なり、レイネタ・ケーブルカーは長方形のキャビンを持つ。ポルトガルのポルトにあるポルト・ケーブルカー(英語版)同様に、坂上でもキャビンを水平に保つ機構が備わっている。麓駅まではビスカイバスの路線が通じている。レイネタ・ケーブルカー以外にバスク州にあるケーブルカーとしては、ビルバオのアルチャンダ・ケーブルカーやサン・セバスティアンのイゲルド・ケーブルカーなどがある。
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