ルキウス・リウィウス・アンドロニクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:14 UTC 版)
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ルキウス・リウィウス・アンドロニクス(ラテン語: Lucius Livius Andronicus, 紀元前280年/紀元前260年 - 紀元前200年頃)は、共和政ローマ時代の劇作家・詩人。数多くの古代ギリシアの文芸作品をラテン語に翻訳、古代ローマの劇作およびラテン(ローマ)文学の父と呼ばれる。歴史家であるティトゥス・リウィウスと混同しないこと。
生まれは分かってはいないが、恐らく南イタリア(マグナ・グラエキア)のギリシア人都市タレントゥムかと思われる。当初はギリシア人の奴隷としてリウィウス家のものに買われた。そして解放されると慣習に従って「リウィウス」の名を継ぐこととなり、ギリシア語の教師を勤める。彼はおそらくローマで最初のギリシア語教師であった。またアンドロニクスはローマでの最初の叙事詩を書いた詩人であり、紀元前240年、まだ文化が洗練されていないローマ人に形式化された演劇、すなわちギリシアの劇を見せたと言われる。古ラテン語のサティルヌス文体でホメロスの「オデュッセイア」を翻訳している。
固有名詞の分類
共和政ローマの人物 |
プブリウス・センプロニウス・トゥディタヌス 小オクタウィア ルキウス・リウィウス・アンドロニクス ウェルギリウス アリアラテス9世 |
古代ローマの文筆家 |
マルクス・アウレリウス・アントニヌス マルクス・アンナエウス・ルカヌス ルキウス・リウィウス・アンドロニクス アッピアノス ウェルギリウス |
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