ルエリア・カルタケアとは? わかりやすく解説

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ルエリア・カルタケア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 14:08 UTC 版)

ルエリア・カルタケア
ルエリア・カルタケアの花
(2024年3月 沖縄県本部町 熱帯ドリームセンター)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids
: シソ目 Lamiales
: キツネノマゴ科 Acanthaceae
: ルイラソウ属 Ruellia
: ルエリア・カルタケア
R. chartacea
学名
Ruellia chartacea (T.Anderson) Wassh.
シノニム
和名
ルエリア・カルタケア、カエンバナ、ルエリア・コロラタ
開花前から色づく花苞(2025年1月 沖縄県本部町 熱帯ドリームセンター)
開花(2024年3月 沖縄県本部町 熱帯ドリームセンター)
撮影場所:Botanical Gardens Berlin Dahlem
(Wikimedia Commonsより)

ルエリア・カルタケア(別名 カエンバナ、ルエリア・コロラタ、学名:Ruellia chartacea)はキツネノマゴ科ルイラソウ属の低木状多年草。

別名のカエンバナは赤い花苞が炎のように見えることに由来する[1][2]が、これはヒガンバナに付けられた別名の一つでもある https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/82892046579.htm 。また、ルエリア・コロラタ(R. colorata)の名で記されることも多いが、この学名は現在、R. chartaceaのシノニムとされる[3]ことから、本項における名称はR. chartaceaのローマ字読みで記す。

特徴

葉は長楕円形。赤い花苞を伴う橙色の花を枝先につける。花は径3 cmほど、筒状で細長く、先端は5裂し、各裂片はねじれる。雄しべと雌しべは花筒から出る[1][2]

分布と生育環境

ペルー、エクアドル、コロンビア原産[1][2][3]

脚注

  1. ^ a b c (平良ほか 2009, p. 152)
  2. ^ a b c (沖田原 2021, p. 427)
  3. ^ a b Ruellia chartacea (T.Anderson) Wassh.”. Plants of the World Online. Kew Science. 2025年6月1日閲覧。

参考文献

  • 平良一男; 新里隆一・仲村康和・松田正則「カエンバナ」『沖縄 花めぐり』沖縄都市環境研究会、2009年。 
  • 沖田原耕作「カエンバナ」『おきなわの園芸図鑑 園芸植物とその名前』新星出版、那覇市、2021年。ISBN 9784909366832 

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