リージョナルリーグ・ディヴィジョン2とは? わかりやすく解説

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タイ・リーグ4

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 06:38 UTC 版)

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タイ・リーグ4
加盟国 タイ
大陸連盟 AFC
創立 2006
最終年 2019
ディビジョン 4
参加クラブ 64
上位リーグ タイ・リーグ3
下位リーグ タイランド・アマチュアリーグ
国内大会 タイFAカップ
公式サイト http://www.thaileague.co.th/official/t4/

タイ・リーグ4タイ語: ไทยลีก 4, 英語: Thai League 4、通称T4は、かつて存在していたタイ王国のリーグ構成において上から4番目に位置するサッカーリーグである。スポンサーの協賛により、2017年は「ユーロケーキ・リーグ」 (Euro Cake League Pro)、2018年〜2019年は「オムシン・リーグ」 (Omsin League Pro) とも呼ばれた。

旧称はリージョナルリーグ・ディヴィジョン2タイ語: ลีกภูมิภาค ดิวิชั่น 2, 英語: Regional League Division 2)。2017年に新たにタイ・リーグ3(T3)が設立され、2016年のディヴィジョン2に参加していたクラブのうちT3に参加しないクラブとT1所属クラブのリザーブチームがタイ・リーグ4に参加する[1]。T1のリザーブチームは上位に入っても昇格はできない[1]

タイ・リーグ4はタイを6地域(バンコク首都圏、東部、西部、北部、北東部、南部)に分けた地域リーグと、各地域リーグの上位12チームが参加するチャンピオンズリーグによる2ステージ制で構成される。チャンピオンズリーグに参加する12チームは6チームずつ2つのグループに分けられ、各グループの上位2チームと3位チームのうち成績上位だったチームの合計5チームが翌年のタイ・リーグ3に昇格する(2017年シーズン英語版のフォーマットによる)。

2020年、COVID-19パンデミックの影響によってタイ・リーグは秋春制へ移行するとともに、タイ・リーグ4はタイ・リーグ3に統合される形で消滅した。

歴史

2006年、リージョナルリーグ・ディヴィジョン2はプレミアリーグディヴィジョン1リーグに次ぐ3番目のサッカーリーグとして創設された。

2009年、全国を5地域(北部、東北部、中部・東部、バンコク、南部)に分けた地域リーグが創設され、各地域の優勝チームが参加するチャンピオンズリーグとの2段階のリーグ方式に変更された。2010年にはチャンピオンズリーグの参加チーム数が5から12に増加され、各地域の優勝チームだけでなく、上位チームも参加する方式に変更された。2013年には新たに中部・西部地域リーグが創設され、地域リーグ数は5から6に増加した。

タイ・リーグはリブランディングにより、2017年シーズンから従来のプレミア、ディヴィジョン1、リージョナルリーグ・ディヴィジョン2はそれぞれタイ・リーグ1 (T1) 、タイ・リーグ2 (T2) 、タイ・リーグ4 (T4) に改名されたが、これと同時にT2とT4の間にタイ・リーグ3 (T3) が新設された。T3の参加クラブを決定するために2016年シーズンに限りディヴィジョン2の地域リーグ数は8に拡大され、各地域の上位2クラブでノックアウト方式のチャンピオンズリーグが行われた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バンコク
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
各地域リーグ所属クラブの所在地(2014年)

北部地域リーグ(14チーム)
東北部地域リーグ(14チーム)
中部・東部地域リーグ(14チーム)
中部・西部地域リーグ(14チーム)
バンコク地域リーグ(14チーム)

南部地域リーグ(13チーム)

結果

チャンピオンズリーグ

年度 グループ 優勝 2位 他の昇格チーム クラブ数
1 2006 チュラ・ユナイテッドFC (C)
2 2007 ムアントン・ユナイテッドFC (C) PTTラヨーンFC 12
3 2008 A プラーチーンブリーFC (C) ソンクラーFC (3) 11
B アーミー・ウエルフェアー・デパートメントFC シーサケートFC 11
4 2009 ラパチャFC (C) チェンライ・ユナイテッドFC ナラー・ユナイテッドFC(3位) 5
5 2010 A ブリーラムFC (C) チエンマイFC (3) サラブリーFC(3位)
JWランシットFC(4位)
6
B プーケットFC チャイナートFC バンコクFC(4位) 6
6 2011 A ラーチャブリーFC (C) パッタルンFC (3) 6
B ナコーンラーチャシーマーFC クラビーFC 6
7 2012 A アユタヤFC (C) ラヨーン・ユナイテッドFC 6
B トラートFC ラヨーンFC (3) 6
8 2013 A ローイエット・ユナイテッドFC (C) ピッサヌロークFC (3) 6
B チエンマイFC アーントーンFC 6
9 2014 A プラチュワップFC (C)[2] ピチットFC 6
B タイ・ホンダFC スコータイFC (3)[3] 6

地域リーグ

年度 地域 優勝 クラブ数
1 2009 北部 チェンライ・ユナイテッドFC 11
東北部 ルーイ・シティFC 11
中部・東部 サムットプラーカーンFC 12
バンコク ラパチャFC 10
南部 ナラー・ユナイテッドFC 8
2 2010 北部 チエンマイFC 16
東北部 ルーイ・シティFC 16
中部・東部 サラブリーFC 16
バンコク バンコクFC 13
南部 プーケットFC 13
3 2011 北部 ピッサヌロークFC 16
東北部 ローイエット・ユナイテッドFC 16
中部・東部 ラーチャブリーFC 16
バンコク カセートサート・ユニバーシティFC 16
南部 クラビーFC 13
4 2012 北部 チエンマイFC 18
東北部 ローイエット・ユナイテッドFC 16
中部・東部 アユタヤFC 18
バンコク タイ・ホンダFC 18
南部 トランFC 11
5 2013 北部 チエンマイFC 16
東北部 ローイエット・ユナイテッドFC 16
中部・東部 パクチョン・ユナイテッドFC英語版
(当時はルック・イーサーン・タイ・エアウェイズ)
14
中部・西部 アーントーンFC 13
バンコク Paknampho NSRU FC 14
南部 ナラー・ユナイテッドFC 11
6 2014 北部 スコータイFC 14
東北部 ウボンラーチャターニーFC英語版 14
中部・東部 プラーチーンブリー・ユナイテッドFC英語版 14
中部・西部 ホアヒン・シティFC英語版 14
バンコク タイ・ホンダFC 14
南部 プラチュワップFC 13
7 2015 北部 14
東北部 18
中部・東部 14
中部・西部 13
バンコク 14
南部 10

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b ROADMAP FOR FUTURE OF THAI FOOTBALL タイ・リーグ公式サイト。2016年12月15日。
  2. ^ ประจวบเฮอเวย์โกล!บุกเจ๊าฮอนด้า1-1ซิวแชมป์ชปล.”. siamsport (2014年12月28日). 2015年2月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年2月18日閲覧。(タイ語)
  3. ^ สุโขทัยฟอร์มดุ!เข่นพิจิตรสกอร์รวม5-4คว้าที่3ชปล.”. siamsport (2014年12月27日). 2015年2月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年2月18日閲覧。(タイ語)
  4. ^ Nakhon Pathom suffer two-year ban”. The Nation (2010年12月30日). 2015年2月18日閲覧。(英語)

外部リンク


リージョナルリーグ・ディヴィジョン2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/15 07:06 UTC 版)

タイ・ディヴィジョン1リーグ2013」の記事における「リージョナルリーグ・ディヴィジョン2」の解説

リージョナルリーグ・ディヴィジョン2 2013は、ローイエット・ユナイテッドが優勝した。ローイエット・ユナイテッド、2位チエンマイ3位ピッサヌローク、4位のアーントーンは来シーズンタイ・ディヴィジョン1リーグ昇格する

※この「リージョナルリーグ・ディヴィジョン2」の解説は、「タイ・ディヴィジョン1リーグ2013」の解説の一部です。
「リージョナルリーグ・ディヴィジョン2」を含む「タイ・ディヴィジョン1リーグ2013」の記事については、「タイ・ディヴィジョン1リーグ2013」の概要を参照ください。

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