リヴィエラ (水上機母艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:09 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 艦歴 | |
|---|---|
| 発注 | |
| 起工 | 1910年 |
| 進水 | 1911年4月1日 |
| 竣工 | 1911年6月(海峡連絡船として) |
| 就役 | |
| 退役 | 1919年5月21日 |
| その後 | 1919年に民間船として返還 |
| 除籍 | |
| 性能諸元 | |
| 排水量 | 1,850トン |
| 全長 | 316 ft (96 m) overall |
| 全幅 | 41 ft (12 m) |
| 吃水 | 14 ft (4.3 m) |
| 機関 | バブコック・アンド・ウィルコックス式水管缶6基 パーソンズ式蒸気タービン3基、3軸推進、11,000shp |
| 最大速 | 20.5ノット |
| 乗員 | 250名 |
| 兵装 | 4インチ砲2門 6ポンド砲1門 |
| 搭載機 | |
リヴィエラ (HMS Riviera) は、イギリス海軍の水上機母艦。
艦歴
「リヴィエラ」はサウスイースト・アンド・チャタム・レールウェイ社の海峡連絡船としてダンバートンのウィリアム・デニー・アンド・ブラザース社で建造された。海軍本部の要求により1914年8月11日に海軍に取得され、チャタム工廠で4機の水上機を運用できる様改装された。
就役後は水上機母艦「エンガディン」、「エンプレス」と共にハリッジを拠点として活動した。3隻から発艦した航空機は1914年のクリスマスに行われたクックスハーフェン襲撃に参加し、ツェッペリン飛行船を攻撃した。「リヴィエラ」の乗組員の中には、作家として有名なロバート・アースキン・チルダーズもいた。「リヴィエラ」はその後ドーバー海峡の偵察に従事し、1918年6月に地中海へ移動した。
1919年、「リヴィエラ」は「レイアーズ・アイル (RTMS Lairds Isle)」の船名で民間船としての使用に戻った。その後1939年8月28日、再び「レイアーズ・アイル (HMS Laird's Isle)」として軍務に就き、武装輸送船としてノルマンディー上陸作戦に参加、戦車や上陸用舟艇を輸送した。
「レイアーズ・アイル」は1946年に再び民間船としての使用に戻った。
関連項目
参考文献
- 海人社『世界の艦船 増刊 イギリス航空母艦史』2005年10月号増刊 No.649
外部リンク
- リヴィエラ_(水上機母艦)のページへのリンク