ランタナトリバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/24 13:32 UTC 版)
ランタナトリバ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Lantanophaga pusillidactyla (Walker, 1864) |
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シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Lantanophaga pusillidactylus | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Lantana Plume Moth |
ランタナトリバ (学名:Lantanophaga pusillidactyla) は、チョウ目(鞘翅目)・トリバガ科・カマトリバガ亜科に分類されるガの一種。北南アメリカ大陸原産で、世界各地に外来種として分布する。
分布
ハワイ諸島、オーストラリア、東南アジア、中国、台湾、日本(沖縄本島・西表島)などに移入分布する。
特徴
開張11-12mm。頭部と胸部は灰褐色、腹部は茶褐色。前翅に黒褐色の斑紋をもつ。終齢幼虫は体長6mmで、頭部は淡褐色、胸部と腹部は白みを帯びる。
多化性。沖縄本島では9月と11月に確認されている。幼虫はランタナの花序に穴をあけて内部を摂食し、ときには大発生して食べ尽くしてしまう。また、花の基部に蛹室をつくって蛹となる。
参考文献
- 駒井古実・吉安裕・那須義次・斉藤寿久 『日本の鱗翅類 系統と多様性』 東海大学出版会、2011年2月20日。ISBN 978-4-486-01856-8。
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