ラバクとは? わかりやすく解説

ラバク

名前 Labak

ラバク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/01 06:05 UTC 版)

ラバク

ラバクの白ナイル川
位置
ラバク
ラバク (スーダン)
ラバク
ラバク (アフリカ)
座標 : 北緯13度11分06秒 東経32度44分38秒 / 北緯13.18500度 東経32.74389度 / 13.18500; 32.74389
行政
スーダン
 州 白ナイル州
 市 ラバク
人口
人口 (2008年現在)
  市域 123,890人
  備考 [1]
その他
等時帯 中央アフリカ時間 (UTC+2)

ラバクアラビア語: ربك; Rabak)はスーダンの青ナイル地方の白ナイル州の州都。スーダンの主要都市の一つで、州のプラントの数の8割以上、工業に対する投資の9割以上を占める工業都市となっている[2]。ラバクに工場を置いている企業としてはナイルセメント (Nile Cement Company)[3]、ケナナ砂糖 (Kenana Sugar)[4]などがある。2008年国勢調査の人口は12万3890人だった[1]

地理

標高362メートルの白ナイル川東岸に位置し、首都のハルツームからは約260キロメートル、エチオピア国境からは約340キロメートル、それぞれ離れている。交通は、ハルツーム・ラバク道路でスーダン北部と繋がっているほか、別の道路で東のセンナールや西のオベイドとも繋がっている。

歴史

1994年白ナイル州の州都になった。

人口

ラバクの人口の推移は以下の表の通り。

人口
1973(国勢調査による) 18,399
1983(国勢調査による) 26,693
1993(国勢調査による) 59,261
2008(国勢調査による[1] 123,890

経済

ラバクはスーダンにおいて独特なロケーションで、また前述のとおり交通の便が良い。このことがラバクをスーダンにおける主要な商業都市の一つにしている。また、2002年のセメント生産量が41,000トンとなったセメント製造業のナイルセメントや製糖会社、製油所などの工場がケナナには存在する。

脚注

  1. ^ a b c Republic of the Sudan”. Citypopulation.de (2019年9月5日). 2025年3月1日閲覧。
  2. ^ rabak sudanJohn I. Clarke, Mustafa Khogali, Leszek A. Kosiński, International Geographical Union. Commission on Population Geography (1985). John I. Clarke, Mustafa Khogali, Leszek A. Kosiński. ed. Population and Development Projects in Africa. Cambridge University Press. p. 43. ISBN 9780521305273. https://books.google.co.jp/books?id=JUrU8sJAWmAC 
  3. ^ Nile Cement CO. LTD”. Carawan Holding Company. 2016年6月12日閲覧。
  4. ^ Kenana Sugar Company (KSC)”. 日本貿易振興機構 アジア経済研究所. 2016年6月12日閲覧。

関連項目

座標: 北緯13度11分06秒 東経32度44分38秒 / 北緯13.185度 東経32.744度 / 13.185; 32.744


「ラバク」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラバク」の関連用語

ラバクのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラバクのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラバク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS