ラッコケファルスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 古生物 > 分椎目 > ラッコケファルスの意味・解説 

ラッコケファルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/08 05:16 UTC 版)

ラッコケファルス
保全状態評価
絶滅(化石
地質時代
約2億5,380万- 約2億5,100万年前(古生代ペルム紀最末期)
もしくは
約2億5,100万- 約2億4,970万年前(中生代三畳紀最初期)
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
亜綱 : 迷歯亜綱 Labyrinthodontia
: 分椎目 Temnospondyli
上科 : リネスクス上科 Rhinesuchidea
: リネスクス科 Rhinesuchidae
: ラッコケファルス属 Laccocephalus 
Watson, 1919

ラッコケファルスLaccocephalus)は、古生代ペルム紀最末期、もしくは中生代三畳紀最初期[1]の、ゴンドワナ大陸中央部(現在のアフリカ南部を含む)に生息していた原始的両生類分椎目 リネスクス科に分類される。 化石南アフリカ共和国[2]から発見されている。

目次

呼称

日本では「ラッコファルス」が用いられることもあるので、異名として挙げておく。

特徴

同じ科の他の種に比べて、頭部の幅が狭い。かつてはウラノケントロドン模式属とするウラノケントロドン科に分類されていたが、同科がリネスクス科にまとめられたのに伴って本種も再分類された。また、本種をペルム紀前期の出現とする説もある。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 詳しくは、約2億5,380万- 約2億5,100万年前(古生代ペルム紀最末期〈Changhsingian期〉)、もしくは、約2億5,100万- 約2億4,970万年前(中生代三畳紀最初期〈Induan期〉)。
  2. ^ 発見地の詳細:南アフリカ共和国オレンジ自由州、カルー盆地内のビューフォート岩床、ダプトケファルス群集帯(Daptocephalus assemblage zone)。cf. Beaufort Group - Karoo Supergroup.

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラッコケファルス」の関連用語

ラッコケファルスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラッコケファルスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラッコケファルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS