ラダマンテュスとは? わかりやすく解説

ラダマンテュス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 22:58 UTC 版)

ラダマンテュス古希: Ῥαδάμανθυς, Rhadamanthys, ラテン語: Rhadamanthus)は、ギリシア神話に登場する人物である。ラダマンティス、ラテン語でラダマントゥスとも表記される。ミーノース[1]アイアコスとともに冥界の審判者を務めるとされる。またエーリュシオンの長であるとも言われる[2]ホメーロス叙事詩オデュッセイアー』では「金髪のラダマンテュス」と呼ばれている[3][4]


注釈

  1. ^ 『オデュッセイアー』では冥府の裁判官として言及されているのはミーノースだけである[25]
  2. ^ アントーニーヌス・リーベラーリスの注記によると、この物語はレーロスのペレキューデースに基づいている[27]

出典

  1. ^ a b c d e f アポロドーロス、3巻1・2。
  2. ^ a b 『オデュッセイアー』4巻563行-568行。
  3. ^ 『オデュッセイアー』4巻564行。
  4. ^ 『オデュッセイアー』7巻322行。
  5. ^ a b c d ヘーシオドス断片89(『イーリアス』12巻397行への古註D)。
  6. ^ a b ヘーシオドス断片90(オクシュリュンコス・パピュルス、1358 fr.1 col.I)。
  7. ^ a b c アポロドーロス、3巻1・1。
  8. ^ a b c シケリアのディオドーロス、4巻60・2。
  9. ^ a b c シケリアのディオドーロス、5巻78・1。
  10. ^ a b c ヒュギーヌス、178話。
  11. ^ 『イーリアス』14巻322行。
  12. ^ パウサニアース、8巻53・5。
  13. ^ a b パウサニアース、7巻3・7。
  14. ^ a b c d シケリアのディオドーロス、5巻79・1。
  15. ^ a b パウサニアース、8巻53・4。
  16. ^ a b アポロドーロス、2巻4・11。
  17. ^ オウィディウス『変身物語』2巻。
  18. ^ a b シケリアのディオドーロス、4巻60・3。
  19. ^ a b c d シケリアのディオドーロス、5巻79・2。
  20. ^ a b シケリアのディオドーロス、5巻84・2。
  21. ^ アポロドーロス、2巻4・9。
  22. ^ シケリアのディオドーロス、5巻84・3。
  23. ^ 『オデュッセイアー』11巻540行。
  24. ^ 『オデュッセイアー』11巻573行。
  25. ^ 『オデュッセイアー』11巻568行-571行。
  26. ^ ウェルギリウス『アエネーイス』6巻566行-572行。
  27. ^ a b アントーニーヌス・リーベラリース、33話。
  28. ^ a b ストラボーン、10巻4・8。
  29. ^ a b ストラボーン、10巻4・19。
  30. ^ 『オデュッセイアー』7巻322行-323行。


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