ラグナ・コロラダとは? わかりやすく解説

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ラグナ・コロラダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 17:42 UTC 版)

ラグナ・コロラダ
ラグナ・コロラダのフラミンゴ

ラグナ・コロラダ(Laguna Colorada、赤の湖)とは、ボリビアアルティプラーノ南西部にある浅い塩湖チリとの国境近くのエドゥアルド・アバロア国立自然保護区スペイン語版内にある。湖には白色の硼砂の島がある。湖水の赤い色は藻類の赤い堆積物色素による[1]

ラグナ・コロラダは1990年にラムサール条約登録湿地となった。アンデス山脈高山帯のフラミンゴ保護にとって重要な場所で、世界のアンデスフラミンゴコバシフラミンゴの個体数の25%〜50%がここで見られ、チリーフラミンゴも見られる。他の鳥類としてはアメリカヒレアシシギヒメウズラシギツノオオバンダーウィンレアなどが生息し、鳥類以外にはカエルTelmatobius huayra英語版アンデスネココロコロも生息している[2][3]

  • 位置:南緯22度11分55秒、西経67度46分52秒
  • 長さ:10.7キロメートル
  • 幅:9.6キロメートル
  • 面積:60平方キロメートル
  • 深さ:1.5メートル
  • 湖岸長:35キロメートル
  • 湖面の標高:4278メートル

脚注

  1. ^ ナショナルジオグラフィック 『絶景×絶景』日経ナショナルジオグラフィック社、2013年、3頁。ISBN 978-4-86313-211-5 
  2. ^ Los Lípez | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2009年1月1日). 2023年4月2日閲覧。
  3. ^ ボリビアにある神秘の赤い湖『ラグナ・コロラダ』”. Wondertrip. 2018年7月22日閲覧。

外部リンク

座標: 南緯22度11分55秒 西経67度46分52秒 / 南緯22.1986度 西経67.7811度 / -22.1986; -67.7811




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