ライバル・エドベリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 00:22 UTC 版)
「ボリス・ベッカー」の記事における「ライバル・エドベリ」の解説
ベッカーはよくステファン・エドベリとライバル関係として語られることが多い。その最大の要因はウィンブルドン決勝で3年連続で対戦したことである。また、1991年の決勝ではシュティッヒと対戦したが、シュティッヒは準決勝でエドベリを4-6,7-6,7-6,7-6で破っている。この試合エドベリは1度もブレークされておらず、紙一重のところで4年連続の対戦が実現しなかったことになる。なお、両者のグランドスラムでの対戦はこの3度以外では1度しかない。この3年連続の対戦はエドベリの2勝1敗に終わった。また、世界ランク1位在位でもエドベリ72週に対し、ベッカーは12週にとどまっている。このことから一見エドベリの方が優勢だったかに見えるが、実際にはこの両者の35度の対戦ではベッカーが25勝10敗と大勝している。また、1位ではエドベリが長いが、トップ5やトップ10の在位週数はベッカーのほうが長い。しかし、要所の対戦ではエドベリが勝っており、このことが両者のライバル関係を強調すると同時にここでもベッカーの要所での弱さが露見している。
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