ライナーレスアルミブロック
別体に成形したライナーを用いずに、アルミニウム製のシリンダーブロックの母材で直接シリンダーを形成する方式。耐摩耗性を向上させるために、シリンダー内面にシリコンの結晶を析出させたり、内面に硬質クロムめっきを施したりする。乾式ライナーに比べ、シリンダーの冷却性が向上するとともに、軽量で低価格のポテンシャルはあるが耐摩耗性の確保が重要である。最近では、2輪車用エンジンにおいてもライナーレスがみられるようになった。
参照 シリンダーブロック- ライナーレスアルミブロックのページへのリンク