ヨハネス・イッテン「色彩論」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 01:54 UTC 版)
「パーソナルカラー」の記事における「ヨハネス・イッテン「色彩論」」の解説
これは、似合う色の範囲を「4シーズン:春・夏・秋・冬」のグループに分け、その中から似合う色のグループをアドバイスする、という考え方の元となった理論である。彼の「その人が好む配色や色彩は、その人の外見的特長や性格と一致する」と言う考え方をもとに、春夏秋冬の四季の色は誰にでも思い浮かべることのできる分かりやすいイメージだという理由でパーソナルカラーは4つに分類されることとなった。 これを、ロバート・ドア・メソッドの2分法(ブルーベース/イエローベース)と単純に掛け合わせると、パーソナルカラーのパターン数は2×4で8タイプとなるが、実用的にはそれを簡略化し、春と秋はイエローベースに、夏と冬はブルーベースに、それぞれ類似するとし、その人に似合うパーソナルカラーのパターン数は「春:イエローベース」「夏:ブルーベース」「秋:イエローベース」「冬:ブルーベース」の4タイプであるとして扱われることが一般的である。服飾などのアパレル分野ではこの4分法が適用されることが多く、化粧品などのビューティー分野では先の2分法(ブルーベース/イエローベースの2区分のみ)が適用されることが多い。
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