ヤヌスキナーゼ阻害薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 01:33 UTC 版)
「分子標的治療」の記事における「ヤヌスキナーゼ阻害薬」の解説
トファシチニブ(Tofacitinib、ゼルヤンツ) 炎症性サイトカインの細胞内へのシグナル伝達を担う細胞膜上にあるヤーヌスキナーゼ (JAK) を阻害し、関節リウマチ・潰瘍性大腸炎の治療に用いられる。クローン病に対する治験も進んでいる。 バリシチニブ(Baricitinib、オルミエント) 選択的JAK1/JAK2阻害薬。関節リウマチ治療薬として2017年より用いられている。 ルキソリチニブ(Ruxolitinib、ジャカビ) 骨髄増殖性腫瘍(真性赤血球増加症・本態性血小板血症・原発性骨髄線維症)に対して用いられる。 フィルゴチニブ (Filgotinib, ジセレカ) JAK1阻害薬。関節リウマチ治療薬。 デルゴシチニブ (Delgocitinib, コレクチム軟膏) JAK1/2/3,TYK2阻害薬。アトピー性皮膚炎治療の外用薬。
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