モザイクの復元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 01:29 UTC 版)
モザイクの復元は、ビットマップ画像の解像度を(実サイズを保ったまま)上げるという、超解像の問題として捉えることができる。超解像は、1枚の画像からは情報理論から原理的に不可能である。だが、同じ被写体を写した複数の画像があれば、情報理論的な制約はなくなり可能である。ここでいう「複数の画像」は、1つの動画の中の複数のフレームでもかまわない。 基本原理としては、元画像のピクセルを複数のピクセルに分割し、それぞれの輝度を未知数とした連立方程式を解く。解像度は使用した画像枚数の平方根に比例して向上する。ただし、被写体が変化していたり(形を保ったままの移動は可)、ノイズが混入したりすると、意味のある解が求まらないこともある。
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