メナラ庭園とは? わかりやすく解説

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メナラ‐ていえん〔‐テイヱン〕【メナラ庭園】

読み方:めならていえん

Jardin Menaraモロッコ中部都市マラケシュ西郊にある庭園12世紀ムワッヒド朝創始者アブド=アルムーミンによって造られた。池に面する緑色屋根をもつ東屋はサアード朝時代建造その後アラウィー朝時代改築され現在の姿になった


メナラ庭園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/31 20:18 UTC 版)

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メナラ庭園
حدائق المنارة
メナラのパビリオン
座標 北緯31度36分48秒 西経8度1分18秒 / 北緯31.61333度 西経8.02167度 / 31.61333; -8.02167座標: 北緯31度36分48秒 西経8度1分18秒 / 北緯31.61333度 西経8.02167度 / 31.61333; -8.02167
所在地  モロッコマラケシュ
種類 植物園
建設開始 12世紀

メナラ庭園 (アラビア語: حدائق المنارة‎、英語: Menara gardens) は、モロッコマラケシュ西部に位置する植物園である。12世紀(1130年頃)に、ムワッヒド朝アブドゥルムウミンによって建設された。

夕暮れ(2013年4月)

「メナラ」という名前は、灯台(منارَة [manaara])という意味をもった、小さな緑色のピラミッド型屋根(menzeh)をもったパビリオンからとられている。実際には庭園内に灯台の役割をもつ建物はないが、モスクのミナレットなど、一般的に高さのある建物のことを"menara"という。このパビリオンは16世紀のサアド朝の時代に建設され、1869年にサルタンであったアブドゥルラフマーン英語版が夏の間滞在するために改装した。

メナラ庭園

パビリオンと人工湖は果樹園とオリーブに囲まれている。人工湖は、「カナート」と呼ばれる地下水路を用いて周囲の庭園や果樹園を灌漑するために設けられている。水は、古い水理学を用いて、マラケシュからおよそ30km離れた山地から供給されている。また、戦術的にも用いられた。

関連項目

出典

  • Macconi, Ennio (1995) - Marrakech, pp. 81-83.
  • Bhachem-Benkirane, Narjess and Philippe Saharoff (1990) - Marrakech: Demeures et Jardins Secrets. Paris: ACR Edition, pp. 24–26.


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