メトルカルブとは? わかりやすく解説

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メトルカルブ

分子式C9H11NO2
その他の名称ツマシド、ツマサイド、m-トリルN-メチルカルバマート、MTMC、Tsumacide、m-Tolyl N-methylcarbamate、N-Methylcarbamic acid 3-methylphenyl、Metacrate、DRC-3341、メタクラート、N-Methylcarbamic acid 3-methylphenyl ester、Methylcarbamic acid m-tolyl esterMTMC剤、ツマウンカ、メチルカルバミン酸m-クレジル、Tsumaunka、m-Cresyl methylcarbamate、S-1065、Metolcarb、メトールカルブ、メトルカルブ、Methylcarbamic acid 3-methylphenyl
体系名:メチルカルバミド酸3-メチルフェニル、メチルカルバミン酸m-トリル、N-メチルカルバミド酸3-メチルフェニルメチルカルバミド酸m-トリル


メトルカルブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 05:04 UTC 版)

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メトルカルブ
Metolcarb
識別情報
CAS登録番号 1129-41-5
PubChem 14322
ChemSpider 13684
特性
化学式 C9H11NO2
モル質量 165.19 g mol−1
外観 無色の結晶[1]
融点

74-77℃[1]

への溶解度 2600mg/L (30℃)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

メトルカルブ: Metolcarb)は、かつて使用されていたカーバメート殺虫剤である。日本の毒物及び劇物取締法では、2%を越える製剤は劇物に該当する[2]

歴史

日本農薬が開発した農薬で、1967年4月25日農薬登録を受けた。水田ツマグロヨコバイウンカに適用されたが、1997年9月28日に失効した。登録期間中の累計生産量は13040トンであった。商品名は単剤の「ツマサイド」、混合剤の「オスメート」「クミホップM」などがあった[2]

脚注

  1. ^ a b c 3-メチルフェニル-N-メチルカルバメート”. 厚生労働省職場のあんぜんサイト (2008年10月28日). 2018年8月8日閲覧。
  2. ^ a b c (植村 2002, p. 301)

参考文献

  • 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044


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