メインローターとテイルローター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/09 15:57 UTC 版)
「特殊蝶番レ号」の記事における「メインローターとテイルローター」の解説
メインローター(最大毎分260回転)から発生するアンチトルクを打ち消すためにテイルローター(最大毎分420回転)はメインローターと逆向きに回転した。テイルローターの直径はメインローターの約半分と小さいため、メインローターの1.6倍の回転数であった。しかしそれだけでは不足するカウンタートルクを補うために、テイルローター基部の回転軸を進行方向左に20度近く傾けて、テイルローターから発生する揚力の分力をカウンタートルクの代わりとした。このことから本機は双ローター方式とシングルローター方式の中間的な性格を持つ機体であった。
※この「メインローターとテイルローター」の解説は、「特殊蝶番レ号」の解説の一部です。
「メインローターとテイルローター」を含む「特殊蝶番レ号」の記事については、「特殊蝶番レ号」の概要を参照ください。
- メインローターとテイルローターのページへのリンク