ミツビシ・モーターズ・オーストラリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 23:52 UTC 版)
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略称 | MMAL (英語) |
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本社所在地 | ![]() 南オーストラリア州アデレード |
設立 | 1980年 |
業種 | 自動車販売 |
主要株主 | 三菱自動車(100%) |
ミツビシ・モーターズ・オーストラリア(英: Mitsubishi Motors Australia Limited.、略:MMAL)はオーストラリアの南オーストラリア州アデレードに本社を置く自動車販売会社である。過去にはクライスラーから買収した自動車製造工場を所有しており、三菱・クライスラーシリーズとしても展開されていた。
会社設立以前の歴史
(出典:ファクトブック 2000(英語)[1])
- 1916年 - I.J. Richard & Sons Ltd.として自動車製造を開始。
- 1947年 - クライスラーが買収。クライスラー・ダッジ・ディストリビューターズに社名を変更。
- 1963年 - クライスラーがアデレードに自動車工場を建設。
- 1971年 - 三菱・ギャランの現地生産を開始。
歴史
- 1980年10月 - 三菱自動車と三菱商事がクライスラー・オーストラリア・リミテッド(英: Chrysler Australia Ltd.、略:CAL)を買収し、社名をミツビシ・モーターズ・オーストラリアへ変更。
- 1985年 - 三菱・マグナの生産を開始。
- 1989年 - 三菱・マグナステーションワゴンの日本への輸出を開始。
- 1995年 - 三菱自動車が全株式を取得。出資比率は三菱自動車60%、三菱商事40%。
- 1996年 - 三菱・マグナを三菱・ディアマンテの名称で北米への輸出を開始。
- 2000年 - 第一回オーストラリアベストカーアワードにて三菱・パジェロと三菱・ニンバスが受賞。
- 2005年10月 - 三菱・380の生産を開始。
- 2008年3月 - アデレードの自動車工場を閉鎖。
- 2009年12月 - 自動車工場跡地を南オーストラリア州政府に売却。
- 2014年11月 - 2014年オーストラリアベストカーアワードにて三菱・ミラージュが受賞[4]。
- 2021年3月 - 本社をアデレード空港ビルに移設。
生産車種
(出典[注 1]:ファクトブック、 ファクトブック 2000(英語)、ファクトブック 2002、ファクトブック 2005(英語)、ファクトブック 2010)
過去の生産車種
- 三菱・ギャラン(1971年 - 1977年)
- クライスラー・シグマ(1977年 - 1985年)
- 三菱・コルト(1982年 - 1990年)
- 三菱・マグナ/ベラーダ(1985年 - 2005年)
- 三菱・380(2005年 - 2008年)
生産台数
(出典[注 2]:ファクトブック、ファクトブック 2002、ファクトブック 2005(英語)、ファクトブック 2010)
マグナ/ベラーダ | 380 | |
---|---|---|
1997年 | 59,087 | - |
1998年 | 46,574 | - |
1999年 | 34,570 | - |
2000年 | 38,566 | - |
2001年 | 43,801 | - |
2002年 | 55,545 | - |
2003年 | 31,470 | - |
2004年 | 17,245 | - |
2005年 | 7,580 | 11,077 |
2006年 | - | 10,560 |
2007年 | - | 10,230 |
2008年 | - | 91 |
関連項目
脚注
注記
出典
- ^ Mitsubishi Motors Australia, Ltd. (MMAL)を参照
- ^ MMAL History
- ^ 会社の歴史(三菱自動車の歴史)
- ^ “三菱ミラージュ、豪州ベストカー・アワード2014で、マイクロカー部門の栄冠に輝く| 財経新聞”. web.archive.org (2014年11月30日). 2025年7月29日閲覧。
外部リンク
- ミツビシ・モーターズ・オーストラリアのページへのリンク