マーティン郡_(インディアナ州)とは? わかりやすく解説

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マーティン郡 (インディアナ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/10 08:59 UTC 版)

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インディアナ州マーティン郡
ショールズ町にあるマーティン郡庁舎
郡のインディアナ州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1820年1月20日
郡名の由来 ジョン・T・マーティン少佐
郡庁所在地 ショールズ
最大のCity ルーグーティ
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

882 km2 (340.41 mi2)
870 km2 (335.74 mi2)
12 km2 (4.67 mi2), 1.37%
人口
 - (2010年)
 - 密度

10,334人
11.87人/km2 (31人/mi2)
標準時 東部: UTC-5/-4
注:  
  • 州南西部で最も新しい郡
  • 州南西部で最も人口の少ない郡

マーティン郡: Martin County)は、アメリカ合衆国インディアナ州の南西部に位置するである。2010年国勢調査での人口は10,334人であり、2000年の10,369人から0.3%減少した[1]郡庁所在地はショールズ町(人口756人[2])であり、同郡で人口最大の都市はルーグーティ市(人口2,751人[2])である。

マーティン郡は2006年4月2日に一旦中部標準時に移行したが[3]東部標準時に戻す請願が起こり、他の同様に移行した5郡も続いた。2007年11月4日には東部標準時に戻した。

歴史

マーティン郡は1820年にデイビーズ郡デュボイス郡の一部を合わせて設立された。郡名はケンタッキー州ニューポート出身のジョン・T・マーティン少佐に因んで名付けられた[4]

地理

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は340.41平方マイル (881.7 km2)であり、このうち陸地335.74平方マイル (869.6 km2)、水域は4.67平方マイル (12.1 km2)で水域率は1.37%である[5]

マーティン郡の土地の大半はアメリカ合衆国政府が所有している。約3分の1はアメリカ海軍地上戦センター・クレーン部に属し、約4分の1はフージャー国立の森に入っている。

主要高規格道路

  • アメリカ国道231号線
  • インディアナ州道450号線
  • インディアナ州道550号線

隣接する郡

国立保護地域

  • フージャー国立の森(部分)

気候と気象

ショールズ
雨温図説明
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
 
 
3.2
 
37
19
 
 
2.9
 
43
22
 
 
4.3
 
54
31
 
 
4.5
 
65
40
 
 
5.6
 
75
50
 
 
4.2
 
83
59
 
 
4.7
 
86
64
 
 
3.8
 
85
62
 
 
3.4
 
79
54
 
 
3.1
 
68
42
 
 
4.5
 
54
34
 
 
3.5
 
42
24
気温(°F
総降水量(in)
出典:The Weather Channel[6]

近年、郡庁所在地であるショールズ町の平均気温は1月の19°F (-7 ℃) から7月の86°F (30 ℃) まで変化している。過去最低気温は1994年1月に記録された-23°F (-31 ℃) であり、過去最高気温は1954年7月に記録された104°F (40 ℃) である。月間降水量は2月の2.92インチ (74 mm) から5月の5.60インチ (142 mm) まで変化している[6]

郡政府

郡政府は憲法による政体であり、インディアナ州憲法とインディアナ州法典によって特別の権力を認められている。

郡政委員会

郡政委員会は郡政府の立法府であり、郡の歳出や歳入を管理している。委員は郡内の選挙区から選出され、任期は4年間である。給与、年間予算、特別支出を設定する責任がある。郡レベルで所得税や資産税、消費税、サービス税を課する限定付き権限があるが、所得税と資産税は州の承認を要する[7][8]

行政委員会

行政委員会は郡政府の行政府である。委員は郡全体を選挙区に選出され、任期は4年間で2年毎に半数が改選される。委員の一人、通常は最も経験のある者が議長になる。行政委員会は郡政委員会が決めた法を実行し、税金を集め、郡政府の日々の機能を管理する責任がある[7][8]

郡裁判所

郡は幾らかの民事訴訟を扱うことのできる小規模裁判所を維持している。判事は4年間任期で選出され、インディアナ州法廷弁護士協会の会員でなければならない。判事を補助するのがコンスタブルと呼ばれる法執行官であり、やはり4年間任期で選出される。特定の事件における判決に対しては、州レベルの巡回裁判所に控訴できる[8]

郡政府役人

上記以外に、保安官、検視官、監査官、財務官、登記官、測量師および巡回裁判所事務官が選挙で選ばれている。任期は4年間であり、郡政府の異なる部門を監督している。郡政府に選ばれる役人は支持政党を公にすることが求めら、また郡の住人でなければならない[8]

マーティン郡はアメリカ合衆国下院議員インディアナ州第8選挙区に属している[9]。インディアナ州議会上院では第48選挙区に属しており[10]、下院では第62および第63選挙区に属している[11]

人口動態

人口推移
人口
1820 1,032
1830 2,010 94.8%
1840 3,875 92.8%
1850 5,941 53.3%
1860 8,975 51.1%
1870 11,103 23.7%
1880 13,475 21.4%
1890 13,973 3.7%
1900 14,711 5.3%
1910 12,950 −12.0%
1920 11,865 −8.4%
1930 10,103 −14.9%
1940 10,300 1.9%
1950 10,678 3.7%
1960 10,608 −0.7%
1970 10,969 3.4%
1980 11,001 0.3%
1990 10,369 −5.7%
2000 10,369 0.0%
2010 10,334 −0.3%
Sources: United States Department
of Commerce,Bureau of the Census,
Population Division[12]
Census Quickfacts[1]

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 10,369人
  • 世帯数: 4,183 世帯
  • 家族数: 2,877 家族
  • 人口密度: 12人/km2(31人/mi2
  • 住居数: 4,729軒
  • 住居密度: 5軒/km2(14軒/mi2

人種別人口構成

先祖による構成

  • アメリカ人:35.4%
  • ドイツ系:24.3%
  • アイルランド系:13.0%
  • イギリス系:7.9%

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 25.2%
  • 18-24歳: 7.4%
  • 25-44歳: 27.5%
  • 45-64歳: 25.6%
  • 65歳以上: 14.2%
  • 年齢の中央値: 38歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 102.5
    • 18歳以上: 100.2

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 31.6%
  • 結婚・同居している夫婦: 56.5%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 8.2%
  • 非家族世帯: 31.2%
  • 単身世帯: 27.6%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 12.3%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.45人
    • 家族: 3.00人

収入

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 36,411米ドル
    • 家族: 43,550米ドル
    • 性別
      • 男性: 31,200米ドル
      • 女性: 21,732米ドル
  • 人口1人あたり収入: 17,054米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 11.2%
    • 対家族数: 8.1%
    • 18歳未満: 14.0%
    • 65歳以上: 11.8%

郡区

マーティン郡は下記6つの郡区に分割されている。

  • センター
  • ハルバート
  • ロストリバー
  • ミッチェルツリー
  • ペリー
  • ラザフォード

都市と町

  • クレーン(町)
  • ルーグーティ(市)
  • ショールズ(町) - 郡庁所在地

教育

学校 種類 生徒数 マスコット スクールカラー 州高校競技クラス 加入カンファランス
ルーグーティ高校 公立 325人 ライオン                A ブルーチップ
ショールズ高校 高校 223人 ジャグロックス           A ブルーチップ

脚注

  1. ^ a b Quickfacts.census.gov - Martin County Archived 2011年7月14日, at WebCite - accessed 2011-12-06.
  2. ^ a b American FactFinder - Shoals, Indiana - accessed 2011-12-06.
  3. ^ http://www.wthi.com/newsdet.asp?id=9684&section=2
  4. ^ De Witt Clinton Goodrich & Charles Richard Tuttle (1875). An Illustrated History of the State of Indiana. Indiana: R. S. Peale & co.. pp. 567. http://books.google.com/books?id=YDIUAAAAYAAJ. 
  5. ^ Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
  6. ^ a b Monthly Averages for Shoals, Indiana”. The Weather Channel. 2011年1月27日閲覧。
  7. ^ a b Indiana Code. “Title 36, Article 2, Section 3”. IN.gov. 2008年9月16日閲覧。
  8. ^ a b c d Indiana Code. “Title 2, Article 10, Section 2”. IN.gov. 2008年9月16日閲覧。
  9. ^ Conressman Baron Hill”. House.Gov. 2010年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月12日閲覧。
  10. ^ Indiana Senate Districts”. State of Indiana. 2011年1月23日閲覧。
  11. ^ Indiana House Districts”. State of Indiana. 2011年7月14日閲覧。
  12. ^ Forstall, Richard L. (editor) (1996). Population of states and counties of the United States: 1790 to 1990 : from the twenty-one decennial censuses. United States Department of Commerce, Bureau of the Census, Population Division. pp. 50–53. ISBN 0-934213-48-8. http://books.google.com/books?id=Z12v1lrkv2IC&lpg=PA50&pg=PA50#v=onepage&q&f=false. 

外部リンク

座標: 北緯38度43分 西経86度48分 / 北緯38.71度 西経86.80度 / 38.71; -86.80




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