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マテオ・エドワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/27 16:13 UTC 版)

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マテオ・エドワード
選手情報
ラテン文字 Mateo Edward
国籍 パナマ
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 60m, 100m
大学 ウィリアム・キャリー大学 (en
生年月日 (1993-05-01) 1993年5月1日(26歳)
出身地 パナマ県パナマ市
身長 175cm[1]
体重 85kg[1]
成績
地域大会決勝 南アメリカ選手権
100m 5位 (2015年)
自己ベスト
60m 6秒70 (2016年)
100m 10秒29 (2014年)
10秒28w (2017年)
200m 21秒20 (2015年)
編集 

マテオ・エドワードMateo Aston Edward Henry1993年5月1日 ‐ )は、パナマパナマ市出身の陸上競技選手。専門は短距離走60mの室内パナマ記録保持者であり、2012年イスタンブル世界室内選手権男子60mのセミファイナリストである。兄は2009年ベルリン世界選手権男子200m銀メダリストのアロンソ・エドワード

経歴

2010年8月のシンガポールユースオリンピック男子100m予選を全体8位となる10秒99(-1.9)で突破すると、予選のタイム上位8名によって行われたA決勝では10秒80(+0.1)で8位に入った[2]

2012年3月のイスタンブル世界室内選手権男子60mに出場し、18歳の若さでシニア世界大会デビューを果たした。予選と準決勝の両ラウンドで自己ベスト(当時)となる6秒91をマークするも決勝に進出することはできなかったが[3]、この種目では女子も含めてパナマ勢初のセミファイナリストとなった[4]

ハインズ・コミュニティ大学 (en在籍時の2014年3月にはNJCAA (en室内選手権(全米短期大学室内選手権)男子60mで決勝に進出するも、優勝したアンドレ・ドグラスには0秒05及ばず、6秒76の2位で優勝を逃した[5]

家族

兄のアロンソ・エドワードは200mをメインに活躍する世界トップクラスのスプリンター。2009年ベルリン世界選手権では19歳の若さで19秒81をマークして銀メダル獲得、2016年リオデジャネイロオリンピックでは7位入賞、ダイヤモンドリーグでは3度のツアーチャンピオンなど輝かしい実績を誇る。

自己ベスト

  • 記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
60m 6秒70 2016年2月20日 デイトナビーチ
100m 10秒29 (-1.4) 2014年5月3日 ハッティズバーグ
10秒28w (+7.9) 2017年5月6日 オックスフォード 追い風参考記録
200m 21秒20 (-0.1) 2015年5月22日 ガルフ・ショアーズ
室内
60m 6秒73 2014年2月14日 バーミングハム 室内パナマ記録

主要大会成績

  • 備考欄の記録は当時のもの
大会 場所 種目 結果 記録 備考
2008 中央アメリカユース選手権 (en サンサルバドル 100m 優勝 11秒09 (+0.4)
200m 優勝 22秒68 (-1.5)
メドレーR 3位 2分03秒19 (2走)
中央アメリカU16選手権 (en マナグア 100m 優勝 11秒17 (NWI)
150m 優勝 16秒77 (NWI)
4x100mR 4位 46秒31 (1走)
南アメリカユース選手権 (en リマ 100m 7位 11秒53 (-3.9)
200m 8位 23秒08 (-0.4)
2009 世界ユース選手権 ブレッサノーネ 100m 準決勝 10秒88 (+1.1)
200m 予選 22秒21 (+1.1)
2010 中央アメリカ競技大会 (en パナマ 100m 3位 10秒78 (-0.2)
200m 6位 22秒18 (+0.1)
4x100mR 優勝 41秒69 (2走)
ユースオリンピック (en シンガポール 100m 8位 10秒80 (+0.1)
南アメリカユース選手権 (en サンティアゴ 100m 優勝 10秒65 (+2.2)
200m 2位 21秒78 (NWI)
2011 中央アメリカジュニア選手権 (en サンサルバドル 100m 優勝 10秒62 (-0.8)
200m 優勝 21秒64 (-1.5)
中央アメリカ選手権 (en サンホセ 100m 3位 10秒75 (-0.7)
4x100mR 2位 41秒39 (4走)
パンアメリカンジュニア選手権 (en ミラマー 100m 予選 10秒62 (+2.1)
南アメリカジュニア選手権 (en メデジン 100m 3位 10秒47 (0.0)
200m 決勝 DNS 予選22秒86
2012 世界室内選手権 イスタンブル 60m 準決勝 6秒91 自己ベスト
中央アメリカジュニア選手権 (en サンサルバドル 100m 優勝 10秒46 (-0.1) 大会記録
200m 優勝 21秒36 (+1.5)
4x100mR 優勝 42秒21 (4走)
イベロアメリカ選手権 (en バルキシメト 100m 4位 10秒62 (-0.2)
中央アメリカ選手権 (en マナグア 100m 優勝 10秒46 (NWI)
4x100mR 2位 42秒45 (4走)
世界ジュニア選手権 バルセロナ 100m 予選 10秒86 (-2.3)
200m 予選 DNS
2013 中央アメリカ競技大会 (en サンホセ 100m 2位 10秒58 (-1.5)
200m 4位 21秒37 (+2.1)
4x100mR 決勝 DNF (3走)
中央アメリカ選手権 (en マナグア 100m 3位 10秒77 (-1.6)
200m 4位 21秒89 (+2.7)
4x100mR 優勝 41秒6 (1走)
南アメリカ選手権 (en カルタヘナ 100m 予選 10秒92 (-1.9)
2014 中央アメリカ選手権 (en テグシガルパ 100m 4位 10秒70 (+2.6)
イベロアメリカ選手権 (en サンパウロ 100m 7位 10秒66 (+0.6)
2015 南アメリカ選手権 (en リマ 100m 5位 10秒62 (-1.1)
中央アメリカ選手権 (en マナグア 100m 2位 10秒49 (+0.5)
4x100mR 決勝 DQ (2走)
2016 世界室内選手権 ポートランド 60m 予選 6秒78
2017 中央アメリカ選手権 テグシガルパ 100m 優勝 10秒52 (-0.4)
200m 5位 21秒51 (-0.3)
4x100mR 決勝 DQ (2走)
ボリバリアンゲームズ (en サンタ・マルタ 100m 4位 10秒58

脚注

  1. ^ a b Mateo Edward”. 2017年ボリバリアンゲームズ公式サイト (2017年12月15日). 2017年12月15日閲覧。
  2. ^ 第1回ユースオリンピック男子100m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
  3. ^ 2012年世界室内選手権男子60m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
  4. ^ Istanbul 2012 Statistics Book - Part 5(BEST NATIONAL PLACINGS参照) (PDF, 1.63 MB) 国際陸上競技連盟 2017年05月23日閲覧
  5. ^ Mateo Edward”. TFRRS(Track & Field Results Reporting System) (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。

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