マイ・シスター・アイリーン_(1955年の映画)とは? わかりやすく解説

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マイ・シスター・アイリーン (1955年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/15 15:05 UTC 版)

マイ・シスター・アイリーン
My Sister Eileen
監督 リチャード・クワイン
脚本 ブレイク・エドワーズ
リチャード・クワイン
原作戯曲
ジョセフ・フィールズ
ジェローム・チョドロフ
原作 ルース・マッケニー
製作 コロムビア映画
製作総指揮 フレッド・コールマー
出演者 ジャネット・リー
ジャック・レモン
音楽 ジョージ・ダニング
撮影 チャールズ・ロートン・Jr
編集 チャールズ・ネルソン
配給 コロムビア映画
公開 1955年9月22日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
ポルトガル語
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マイ・シスター・アイリーン』(My Sister Eileen)は、1955年(昭和30年)製作・公開、リチャード・クワイン監督の長篇ミュージカル映画である。

略歴・概要

1940年(昭和15年)12月26日ブロードウェイのビルトモア劇場(現在のサミュエル・J・フリードマン劇場)で初演された、ルース・マッケニーの小説を原作としたジョセフ・フィールズとジェローム・チョドロフの戯曲『マイ・シスター・アイリーン』が原作である。監督のリチャード・クワインは当時は俳優で、初演の舞台にフランク・リッピンコット役で上がっており、舞台の2年後の1942年(昭和17年)9月24日に公開されたアレクサンダー・ホール監督による初の映画化の際にも、リッピンコット役で出演している。本作はその本格リメイクである。

本作のコレオグラファーはロバート・フォッシー、のちに映画監督になるボブ・フォッシーで、本作にも俳優として、かつてクワインが演じたリッピンコット役を演じている。ロケーション撮影ニューヨークで敢行したほか、カリフォルニア州ロサンゼルスの北部、バーバンクのコロムビア/ワーナー・ブラザース牧場でも行なった。

本作は、1955年(昭和30年)9月22日、全米で封切られ、フランスでは1年後の1956年(昭和31年)8月29日パリで公開されている。本作を公開時にパリで観た、当時長篇デビュー前ののちの映画監督のジャン=リュック・ゴダールが、映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』誌上で発表した「1956年のベストテン」に本作を第10位にランクインさせている[1]。日本では、当時公開されなかったが、コロンビア映画の版権を保有するソニー・ピクチャーズエンタテインメント2005年9月28日2009年6月24日にDVDとして発売した。

スタッフ・作品データ

  • 監督 : リチャード・クワイン
  • 原作 : ルース・マッケニー
  • 原作戯曲 : ジョセフ・フィールズ / ジェローム・チョドロフ
  • 脚本 : ブレイク・エドワーズ / リチャード・クワイン
  • 撮影 : チャールズ・ロートン・Jr
  • 美術 : ウォルター・ホルシャー
  • 装飾 : ウィリアム・キアーナン
  • 音楽 : ジョージ・ダニング
  • オーケストレーション : アーサー・モートン
  • コレオグラファー : ボブ・フォッシー
  • プロデューサー : フレッド・コールマー
  • 形式 : テクニカラー - 35ミリフィルム(シネマスコープ 2.55:1) - 4トラックステレオ録音
  • ジャンル : 長篇劇映画

キャスト

関連事項

関連書籍

  1. ^ Les Cahier du Cinema, Numero 67, Janvier 1957, 1957年1月号。

外部リンク




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