マイナー期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 04:18 UTC 版)
かつて「不条理漫画」的な作品は、1960年代に創刊された青林堂発行のオルタナティヴ・コミック誌『月刊漫画ガロ』(1964年~2002年)をはじめ、1970年代末から1980年代初頭のニューウェーブ期に相次いで創刊された漫画マニア誌、または蛭子能収、根本敬、山野一(ねこぢるの夫)、平口広美、丸尾末広、花輪和一、渡辺和博、山田花子、杉作J太郎、ひさうちみちおら「ガロ系」の作家が執筆していた自販機本やエロ劇画誌、あるいはマニア系のSM誌など、発表の場は極めてアンダーグラウンドなマイナー誌やエロ本に限定されていた。 青林堂創業者で『ガロ』初代編集長の長井勝一も「かつてはガロ系と決めつけて他の出版社では本を出してくれないこともあった」と当時を回顧しており、「不条理漫画はメジャーで通用しない」という共通認識が当時の業界にあったという。
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