マイクロソフトとの決別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:10 UTC 版)
「IBM PC DOS」の記事における「マイクロソフトとの決別」の解説
1993年まで、PC DOSはMS-DOSのブランド名を付け替えただけのものだった。MS-DOS 6が同年3月にリリースされ、IBM独自開発のPC DOS 6.1が6月にリリースされ、両社は決別することになった。PC DOSからQBasicが無くなり、エディタも独自のE エディターに置き換えられた。同年12月にはPC DOS 6.3がリリースされている。 1994年11月、PC DOS 7をリリース。プログラミング言語REXXを追加し、フロッピーディスクの新フォーマット XDF(英語版) をサポートし、1.44MBから1.86MBに容量を増やした。 商品としての最後のリリースはPC DOS 2000で組み込みシステム市場などで使われた。PC DOS 7をベースとして、2000年問題に対処している。 その後もFAT32対応などを行った7.1がIBMのSGSツールキットに組み込まれてリリースされている。
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