ポーランド国立放送交響楽団とは? わかりやすく解説

ポーランド国立放送交響楽団

(ポーランド国立放送管弦楽団 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/04 01:54 UTC 版)

ポーランド国立放送
カトヴィツェ交響楽団
基本情報
原語名 Narodowa Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia w Katowicach
出身地 ポーランドカトヴィツェ
ジャンル クラシック音楽
活動期間 1935年
公式サイト nospr.org.pl/en
メンバー 芸術監督兼首席指揮者
マリン・オールソップ

ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団(Narodowa Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia w Katowicach)は、ポーランド南部の都市カトヴィツェを本拠地とするオーケストラである。

沿革・概要

1935年ワルシャワで設立された。結成を主導した指揮者・作曲家のグジェゴシュ・フィテルベルクが初代の首席指揮者を務めている。

第二次世界大戦の勃発と共に一時活動停止を余儀なくされるが、1945年3月、ポーランドの指揮者ヴィトルド・ロヴィツキによりカトヴィツェで再結成され、その後再びフィテルベルクが芸術監督に就任。

以降はヤン・クレンツ、ボフダン・ヴォディチコが後を継ぎ、タデウシュ・ストルガーライェジー・マクシミウクスタニスワフ・ヴィスウォツキヤツェク・カスプシク等が音楽監督を務めた後、1983年からはアントニ・ヴィトが17年間にわたって芸術監督を務めた。ヴィトの後任はガブリエル・フムラ(2001年 - 2007年、音楽監督)で、2009年よりヤツェク・カスプシクが音楽監督に再度就任し、2012年8月からアレクサンダー・リープライヒ、2019年からローレンス・フォスター、2023年からマリン・オールソップが芸術監督兼首席指揮者を務める[1]

歴代音楽監督

録音

レコーディングに関しては、デッカEMIフィリップスなどのメジャー・レーベルから多くのCDをリリースしている。また、廉価盤レーベルのナクソスからは主にヴィトとのコンビにより、ポーランド内外における19世紀ロマン派から近現代にかけての大規模作品を中心に多数の録音がある。

脚注

出典

  1. ^ a b History” (英語). NOSPR. 2023年10月7日閲覧。

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