ポスナー シュロスマン症候群とは? わかりやすく解説

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ポスナーシュロスマン症候群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 22:38 UTC 版)

ポスナーシュロスマン症候群(ポスナーシュロスマンしょうこうぐん、英語: Posner-Schlossman Syndrome)は、1948年に米国のPosner とSchlossman により報告された[1]の病気の一種。別名:緑内障性毛様体炎発症英語: glaucomatocyclitic crisis[2][3]。片方の目に、著しい眼圧上昇を伴った軽微な虹彩毛様体炎が繰り返して発生する。「眼の炎症に続発する緑内障」に分類される[4]が、通常は視野の欠損が伴わないこと、症状が可逆性であることからいわゆる緑内障とは区別される。


  1. ^ a b Posner A, Schlossman A: Syndrome of unilateral recurrent attacks of glaucoma with cyclitic symptoms. Arch Ophthalmol 1948; 39: 517.
  2. ^ 厚生労働省 重篤副作用総合対策検討会 (2009年5月). “重篤副作用疾患別対応マニュアル:緑内障 (PDF)”. 厚生労働省. pp. p.22. 2011年1月7日閲覧。
  3. ^ J-GLOBAL:緑内障‐毛様体炎発症”. 科学技術振興機構. 2011年1月7日閲覧。
  4. ^ ICD-10による。
  5. ^ 異物や充血による痛みとは異なり、俗に「目玉が痛い」と形容される。
  6. ^ かすみ目。
  7. ^ 虹視ともいう。暗い背景で明るい光を見ると光の周囲に虹色の光の輪(ハロ)が見える。
  8. ^ Jap A, Sivakumar M, Chee SP. Is Posner Schlossman syndrome benign?. Ophthalmology. May 2001;108(5):913-8.
  9. ^ たかせ眼科平町クリニック 続発開放隅角緑内障 1.ステロイド緑内障
  10. ^ ポスナー シュロスマン症候群と緑内障 << evidence-based medicine
  11. ^ 杏林大学 杏林アイセンター Newsletter No.11


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