ボールカウントの順番
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 09:28 UTC 版)
「ボールカウント」の記事における「ボールカウントの順番」の解説
国際的には「ボール→ストライク」の順で読み上げる(BSO方式)。読み上げる際には、しばしば英語の数字のみを用いて簡略される。 3ボール1ストライクは "three and one" あるいは "a three-one count" と表現され、3-1と表記される。 一方、日本やその影響を受けた韓国や台湾では長く「ストライク→ボール」の順に読み上げてきた(SBO方式)。1996年にハバナで試合を観戦した伊東一雄によると、キューバもこの時点ではストライクを先にコールする方式を採用していた。 3ボール1ストライクは、日本では「ワン・スリー」と表現され、1-3と表記される。 日本でツー・スリー(2-3)と言えば「2ストライク3ボール」(=フルカウント)を表す。 野球場のスコアボードやテレビによる野球中継の字幕等も、下の図のようにSBOの順で表示された。 S●●B●●●O●● 2ストライク-3ボール2アウト したがって単に2-1と書いたり、ツー・ワンと読み上げたりした場合、国際的には2ボール1ストライクと認識されるが、日本や韓国では2ストライク1ボールと認識される場合がある。そのため(特に日本では)意味を明確にするために「2ボール1ストライク」と省略せずに表したり「2B-1S」のように、BやSの字を付加して表記したりするなどの工夫が求められている。
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