ボディダブルとは? わかりやすく解説

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ボディ・ダブル

作者久遠恵

収載図書小説推理新人賞受賞作アンソロジー 1
出版社双葉社
刊行年月2000.10
シリーズ名双葉文庫


ボディダブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 08:40 UTC 版)

ボディダブル
基本情報
名称 ヌードダブル、ハンドダブル、スタントダブル
職種 エンターテインメント
詳細情報
就業分野 映画テレビ番組演劇
関連職業 スタント・パーソンスタンドイン俳優映画スターデコイ、ポリティカル・デコイ

ボディダブル: body double)は、映画テレビドラマなどの主要な出演者が何らかの理由によりあるシーンを演じることができない場合に、替え玉となって、あたかもその出演者が演じているかのように演技をする俳優のこと。また、政治家の影武者を指す場合もある[1]

この手法はスポーツや楽器の演奏など演技に特殊な技術を要する場合や、ヌードシーンなどで用いられる。その他、出演者の身長を実際より高く(または低く)見せなければならない時にも用いられる。その場合は主に、後姿での出演となる。また危険な動きや複雑な動きなどを俳優の吹き替えとして顔が見えない形で演じるスタントマンもこの一種であり、その場合はスタントダブルと呼称される。また、ダンスシーンで出演者の代わりを務めるダンサーはダンスダブルと呼ばれる。

スタンドインは、撮影前のセッティング調整を見るためだけにアクターに見立てる代理者を指し、シーンには撮影されない点で異なる。

出典

  1. ^ Kremlin says Putin is healthy, laughs off body double rumours” (英語). Reuters (2023年10月24日). 2023年10月24日閲覧。

ボディ・ダブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 07:12 UTC 版)

ボディ・ダブル
Body Double
監督 ブライアン・デ・パルマ
脚本 ブライアン・デ・パルマ
ロバート・J・アヴレック英語版
原案 ブライアン・デ・パルマ
製作 ブライアン・デ・パルマ
製作総指揮 ハワード・ゴットフリード
出演者 クレイグ・ワッソン英語版
メラニー・グリフィス
グレッグ・ヘンリー
音楽 ピノ・ドナッジオ
撮影 スティーヴン・H・ブラム
編集 ジェラルド・B・グリーンバーグ
ビル・パンコウ英語版
製作会社 コロンビア ピクチャーズ
デルファイ・プロダクションズ
配給 コロンビア映画
公開 1984年10月26日
1985年2月9日
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $10,000,000[1]
興行収入 $8,801,940[2]
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ボディ・ダブル』(Body Double)は、1984年アメリカ合衆国サイコスリラー映画英語版ブライアン・デ・パルマ監督が、ヒッチコックの『裏窓』(1954年)や『めまい』(1958年)をモチーフに、技術的にもかつてのヒッチコック映画で使われた技法を駆使して作った個人趣味の集大成的スリラーであり、エロチック度が加味されている[3]。出演はクレイグ・ワッソン英語版メラニー・グリフィスなど。

デ・パルマが第5回ゴールデンラズベリー賞最低監督賞にノミネートされる一方、ポルノ女優を演じたメラニー・グリフィス第42回ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた。

ストーリー

B級映画専門の売れない俳優ジェイクが、留守番を頼まれた邸宅から望遠鏡でセクシーな隣人グロリアの姿を覗き見たことから巻き込まれた猟奇的な殺人事件を描く。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日
ジェイク・スカリー クレイグ・ワッソン英語版 富山敬
ホリー・ボディ メラニー・グリフィス 高島雅羅
サム・ブシャール グレッグ・ヘンリー 千田光男
グロリア・レヴェル デボラ・シェルトン 一柳みる
ジム・マクレーン ガイ・ボイド英語版 池田勝
ルービン デニス・フランツ 坂口芳貞
ウィル デヴィッド・ハスケル英語版 広瀬正志
その他 大塚芳忠
幹本雄之
峰恵研
大滝進矢
藤城裕士
岡のりこ
円谷文彦
海野圭子
花咲きよみ
小川里永子
林優子
山中一徳
演出 松川陸
翻訳 たかしまちせこ
調整 遠西勝三
効果 南部満治
大橋勝次
河合直
担当 圓井一夫
解説 淀川長治
制作 ニュージャパンフィルム
初回放送 1989年9月17日
日曜洋画劇場

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致して見解は「ブライアン・デ・パルマの映画製作の華麗な表現と評価が大きく分かれるテイストを実証している『ボディ・ダブル』は、映画作りに対する下品なラブレターである。」であり、34件の評論のうち高評価は76%にあたる26件で、平均点は10点満点中6.17点となっている[4]Metacriticによれば、18件の評論のうち、高評価は11件、賛否混在は5件、低評価は2件で、平均点は100点満点中69点となっている[5]

出典

  1. ^ Body Double (1984)” (英語). IMDb. 2013年10月27日閲覧。
  2. ^ Body Double” (英語). Box Office Mojo. 2013年10月27日閲覧。
  3. ^ ボディ・ダブル”. allcinema. 2013年10月27日閲覧。
  4. ^ Body Double (1984)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月5日閲覧。
  5. ^ Body Double Reviews” (英語). Metacritic. 2020年10月11日閲覧。

関連項目

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