もう一人のドクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 05:44 UTC 版)
本作の重要な登場人物の一人は、ドクターから作り出されたもう一人のドクターである。The Three Doctors や The Five Doctors および The Two Doctors といった過去のドクターがそれぞれの俳優に演じられるエピソードと違い、このドクターは10代目ドクターと同じ外見である。本作に対応する『Doctor Who Confidential』のエピソードでは、デイヴィスは「本作はとても忙しく、とても精神に関わる壮大で普遍的な規模のものなので、解決するためには当然2人のドクターが必要だ」と説明した。フィル・コリンソン、グレアム・ハーパー、デイヴィッド・テナントは、テナントに似たミュージシャンのコラム・リーガンをボディダブルとして使うことについて議論している。予算が無制限であれば全シーンをテナントで撮影できたが、ドクターが2人同時に画面に映っているエフェクトショットは数が限られているため慎重に選ばなくてはならない、とコリンソンは語っている。 ハーパーは、ターディスを囲むテナントとリーガンが同時に移る写真について、2-3枚のワイドショットでリーガンとテナントを一緒に使うことができたと説明した。ほとんどの部分では、後ろ姿や腕、後頭部などのショットでボディダブルが使用された。リーガンの居るショットとリーガンの居ないショットを撮り、編集で同じショットの中にデイヴィッド・テナントが2ヶ所にいるように見える効果を生み出すことができた。
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