ペイルに関する用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 01:19 UTC 版)
「ペイル (紋章学)」の記事における「ペイルに関する用語」の解説
イン・ペイル (in pale) 2つ以上のチャージが垂直に一列に並べられている様子を表す。チャージが1つしかない場合は、ペイルワイズと同じ意味で使われることがある。 ペイルワイズ (palewise) チャージがペイルのように垂直方向に向けて置かれることを意味する。 パーティ・パー・ペイル (party per pale) ペイルの方向に走る1本の線によってフィールドを2つに分割することを意味する。分割したそれぞれのフィールドに2つのティンクチャーを向かって左、右の順、紋章学的に表現するとデキスターからシニスターの順に記述する。 ティアスト・パー・ペイル (tierced per pale) ペイルの方向に走る2つの線によってフィールドを3つに分割することを意味する。ティアスト・ペイルワイズ (tierced palewise) とも記述する。分割したそれぞれのフィールドに3つのティンクチャーを向かって左、中、右の順に記述する。デキスター側からシニスター側に向かう順番で記述するのはパーティ・パー・ペイルと同様である。各国の国旗で広く見かけられる図柄であり、このような旗を一般に三色旗と呼ぶ。 ペイリー (paly) 垂直方向に4つ以上の偶数の部分に分割し、金属色又は毛皮模様と原色のティンクチャーが交互に現れるフィールドを意味する。フィールドをいくつに分割するかを記述し、その後に2つのティンクチャーを記述する。特に初期の紋章学で用いられていたが、この用語は現在フィールドの変化 (variation of the field) を記述するために予約されている。 イン・ペイル (垂直)Gules a key in pale the wards upwards and to the sinister argent イン・ペイル (配置)Gules four plates in pale パーティ・パー・ペイルParty per pale, gules and argent ティアスト・パー・ペイルTierced per pale, gules ,argent and sable ペイリーPaly of six, argent and gules スリー・ペイレットArgent three pallets gules
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