ベール・スレッジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/18 00:30 UTC 版)
イギリスで、もし未だにスクエアベーラーを使っているなら、通常ベーラーから排出された梱包はベーラーの後ろに牽引されたベール・スレッジ(bale sledge)で集められる。これは多数の鋼材、自動制御の配列装置、留め金やスプリングで構成され、ベールを並び替えて横4個縦2個の8字型に整列させる。スレッジが一杯になった時、後部のドアが自動的に開き、梱包は8字型(田田の形)に整列したまま地面に降ろされる。(→外部リンクのYouTube動画参照)これらは、個別に手で拾われて積み込まれることもあるが、トラクタのフロントローダに装着された専用のベールグラブで、スレッジが地面に置いた8個の梱包をそのまま掴むことが出来る。そして、掴んだ8個の梱包は運搬するためにトレーラーに載せられるか、ベール置場で8段か10段の、おおむね立方体になるようにな高さに積み重ねられる。そして、トラクタの3点リンクに装着する大きなアタッチメントで積み上げられた立方体の側面をはさみ、この梱包の山を丸ごと持上げて移動することも可能である。
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