ベレグの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:01 UTC 版)
これを知ったシンゴルは彼を赦し、ベレグを使いにやって戻るように何度も説得させた。トゥーリンは戻らなかったが、ベレグは彼の許についに留まった。トゥーリンが龍の兜をつけたことで噂が流れ、多くの者が2人のもとに集まった。トゥーリンはゴルソルと名乗り、この一帯は「ドル=クゥーアルソル」、「弓と兜の国」と呼ばれ、その名は広くに知れ渡った。しかし、モルゴスはフーリンの息子の存在を知り、オークに襲わせた。小ドワーフのミームの裏切りと手引きによる奇襲によって仲間のほとんどは死に、トゥーリンは生け捕りにされた。 仲間はほぼ全滅したが、ベレグはエルフとしても特に頑健であったために死ななかった。彼はトゥーリンを救出したが、ベレグがシンゴルから賜った剣アングラヘルを使ってトゥーリンの足枷を切る際にトゥーリンの足に当たったため、トゥーリンは目を覚まし、ベレグを敵と間違ってアングラヘルを奪って切り殺してしまった。
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