ベアードモア氷河とは? わかりやすく解説

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ベアードモア氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/20 04:59 UTC 版)

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ベアードモア氷河
ベアドモア氷河、ビアードモア氷河
南極大陸 南極横断山脈
種別 谷氷河
座標 南緯83度45分 東経171度0分 / 南緯83.750度 東経171.000度 / -83.750; 171.000座標: 南緯83度45分 東経171度0分 / 南緯83.750度 東経171.000度 / -83.750; 171.000
全長 200km
ロス棚氷
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ベアードモア氷河(ベアードモアひょうが、Beardmore Glacier、ベアドモア氷河、ビアードモア氷河)は、南極大陸に存在する氷河

世界最大の氷河であるランバート氷河英語版の発見以前に世界最大とされた谷氷河で、全長200km、幅40kmに達する[1][2]南極高原の2,200m地点からロス棚氷へ流れる[1]。東側にクイーンモード山脈コモンウェルス山脈英語版、西側に中央南極横断山脈のクイーン・アレクサンドラ山脈英語版が位置する[3]

急勾配の登り斜面ではあるが、南極横断山脈を越えて南極高原へ至る主要経路の一つであり、初期の南極点到達ルートの一つでもあった。

1908年、アーネスト・シャクルトンニムロド遠征中に発見し、スポンサーであったスコットランドの実業家ウィリアム・ベアードモア英語版にちなんで命名した。この遠征では南極点にたどり着く前に引き返したが、南極点へ到達可能な経路であることを証明し、南極高原へ踏み入った最初の人類となった。1911年から1912年にかけてのテラノバ遠征では、ロバート・スコットが同様の経路で南極点に到達している。

出典

  1. ^ a b Beardmore Glacier”. www.britannica.com. ブリタニカ百科事典. 2014年1月10日閲覧。
  2. ^ ベアドモア氷河”. コトバンク. 2015年4月27日閲覧。
  3. ^ "Beardmore Glacier". Geographic Names Information System. U.S. Geological Survey. 2014年1月10日閲覧

 この記事にはアメリカ合衆国政府の著作物であるアメリカ地質調査所が作成した次の文書本文を含む。"ベアードモア氷河". Cite webテンプレートでは|accessdate=引数が必須です。 (説明)Geographic Names Information Systemより)




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