ヘンツォ伯爵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 08:22 UTC 版)
ルドルフ5世とフラビアの結婚から3年。ヘンツォは欧州中を彷徨いながら、ルリタニア王家とルドルフ・ラッセンディルへの復讐の計画を練っていた。ドレスデンからヴィンテンベルクへ場所を変更したにもかかわらず、ルドルフとフリッツの面会の直前、ヘンツォの手先によって、フラビア王妃とルドルフの交わす小箱と手紙が盗まれる。ルドルフは、手紙(の写し)がヘンツォの従弟リッシェンハイムを通じて国王の目に触れるのを阻止するため、再び国王に成りすますことを決意する。 ゼンダ城で今は王妃となったフラビアとルドルフは再会する。リッシェンハイムと国王の謁見の場に、国王に成り代わって現れたルドルフは、手紙の写しを回収する。本物の国王との面会の最中もリッシェンハイムに対し銃口が向けられ、ルドルフとフラビアの秘密は守られる。そこにリッシェンハイム宛の電報が届き、ヘンツォがルリタニア国内に潜んでいることが判明する。 こうして、王妃の名誉を守るための戦いが始まる。
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