プロトコルとトランスポートの分離
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/20 16:02 UTC 版)
「Twisted」の記事における「プロトコルとトランスポートの分離」の解説
Twisted は論理的なプロトコル(通常 HTTP や POP3などのストリームベースのコネクションに依存している)と、そうしたストリームベースのセマンティクスをサポートした物理的なトランスポート層(ファイル、ソケット、SSL ライブラリなど)との完全な分離を目指して設計されている。論理的なプロトコルとトランスポート層との接続は、情報が論理プロトコル層に渡される最後の瞬間まで行われない。論理的なプロトコルはトランスポートレイヤのインスタンスを通知され、メッセージを送り返したり、相手の識別情報を確認したりするために使用することができる。ただし、プロトコルのコード内で、トランスポート層にトランスポート層内の問題について問い合わせを行うことが可能である。当然ながら、トランスポート層がそのような方法をサポートしていなければプロトコルのコードは失敗する。
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