プロツアーライセンス消失の危機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 17:01 UTC 版)
「アスタナ・カザフスタン・チーム」の記事における「プロツアーライセンス消失の危機」の解説
アームストロングがチーム・レディオシャックを立ち上げると、監督のブリュイネール他ほとんどのメンバーが追随し移籍を発表するか、移籍が濃厚となった。残るのは以前のエースであるヴィノクロフ、そしてヴィノクロフとの二頭体制を嫌って自身もチームを離れたかったが契約期間の関係で移籍が困難なコンタドール、さらに少々のアシスト陣のみという形になった。 このような状況や、期日までに必要な書類が提出されなかったことを受け、UCIは2009年10月20日にライセンス更新を保留することを発表。コンタドールの契約条件には「プロツアーチームであること」が明記されていたため、もしチームのライセンスが更新されないとなると契約終了となって移籍可能になり、ヴィノクロフ以外にエース格の選手がいないチームとなる状況であった。こうした中、パオロ・ティラロンゴ、ダビ・デ・ラ・フエンテのアスタナへの移籍が報じられた。 その後もライセンス更新は何度も保留が続いていたが、11月26日にようやくUCIから許可が発表され、コンタドールの残留も確定。新たにオスカル・ペレイロの移籍も確定した。
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