プレシップス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 15:39 UTC 版)
プレシップス(Plesippus)はディノヒップスとエクウスの中間種であると考えられている。 アイダホ州ヘイガーマンの近くで見つかった化石は、ヘイガーマン化石層群の約350万年前、鮮新世の地層から出土し、元々はプレシップスの近縁種のものと考えられていた。化石はプレシップス模式種(Plesippus shoshonensis)と呼ばれていたが、古生物学者らによる研究で化石はエクウスに最も近い化石であることが確認された。化石から算出した平均体重は425キログラムで、アラブ種と同じサイズだった。 鮮新世後期に北米の気候が変化し、北米で生活していた動物のほとんどは移動した。プレシップスも例外ではなく、約250万年前に陸続きだったベーリング地峡を渡り、ユーラシア大陸へと渡った。
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