プティ・プランス_(衛星)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > プティ・プランス_(衛星)の意味・解説 

プティ・プランス (衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 18:49 UTC 版)

プティ・プランス
(45) Eugenia I Petit-Prince
仮符号・別名 S/1998 (45) 1
分類 小惑星の衛星
発見
発見日 1998年11月1日
発見者 W. J. Merline,
L. M. Close,
C. Dumas,
C. R. Chapman,
F. Roddier,
F. Menard,
D. C. Slater,
G. Duvert,
J. C. Shelton,
T. Morgan
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 1,184 ± 12 km
離心率 (e) 0.010 ± 0.0002
公転周期 (P) 4.766 ± 0.001 日
軌道傾斜角 (i) 8.0 ± 0.1
(45) ウージェニアの衛星
物理的性質
直径 12.7 ± 0.8 km
質量 ~1.2 ×1015 kg(推定)
脱出速度 ~5 m/s(推定)
絶対等級 (H) 13.6[1]
Template (ノート 解説) ■Project

プティ・プランス ((45) Eugenia I Petit-Prince) は、小惑星 (45) ウージェニアの衛星。二つ発見されている衛星のうち、外側の軌道を回っている。

1998年にマウナケア天文台群カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡を用いた観測で発見された。2003年にアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』の名前の由来にもなった、フランス皇后ウジェニーの息子ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルト(ナポレオン4世)に因んで命名された。

プティ・プランスは、地上の望遠鏡からの観測で発見された最初の小惑星の衛星である(最初に発見された小惑星の衛星は、木星探査機ガリレオによって発見されたイダの衛星ダクティル)。

出典

  1. ^ W.J. Merline at al. (1999). “Discovery of a moon orbiting the asteroid 45 Eugenia”. Nature 401: 565. http://adsabs.harvard.edu/cgi-bin/nph-bib_query?bibcode=1999Natur.401..565M&db_key=AST. 

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プティ・プランス_(衛星)」の関連用語

プティ・プランス_(衛星)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プティ・プランス_(衛星)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプティ・プランス (衛星) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS