ブレット・ドイルとは? わかりやすく解説

ブレット・ドイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 05:37 UTC 版)

ブレット・ドイル
基本情報
国籍 イギリス
生年月日 (1972-08-30) 1972年8月30日(52歳)
騎手情報
初免許年 1988年
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ブレット・ドイルBrett Doyle1972年8月30日 - )は、おもにイギリスで騎乗している騎手

来歴

1988年、イギリスの騎手免許を取得。その後、香港に活動の場を移し、中堅騎手として活躍していた。

2002年2月20日から4月19日まで、日本中央競馬会 (JRA) の短期免許を取得した。2月23日の中山競馬第2競走が中央競馬での初騎乗となり、成績は9着だった。初勝利は3月8日の中山競馬第2競走で、騎乗馬はアイマストウインであった。その後は勝利を重ね、4月14日の第62回皐月賞において、単勝15番人気だったノーリーズンで勝利し、中央競馬のGI初騎乗で初勝利を挙げた。

皐月賞の勝利によって、引き続き東京優駿(日本ダービー)でノーリーズンへの騎乗を依頼され、短期免許の期間を延長したが、香港で財産分与のトラブルに巻き込まれたとして4月27日からの騎乗を急遽キャンセルし、そのまま帰国。投票後に個人的な事由で騎乗をキャンセルしたことで日本中央競馬会から口頭で注意を受けた。この件以降、日本では騎乗していない。

その後の動静は分からない部分もあったが、2005年には、のちのドバイワールドカップ優勝馬ウェルアームドのデビュー2戦に騎乗[1]2010年にはジョイアンドファンでアルクォズスプリントに優勝[2]2018年までにはゴドルフィンの専属調教師を務めるチャーリー・アップルビーのチームと関係を持ち、ゴドルフィン初のダービーステークス優勝馬マサーなどの調教に携わる[3][4][5]。一方で、騎乗数や勝利数は少ないものの現役の騎手としても騎乗を続けている[6]

おもな騎乗馬

脚注

  1. ^ a b Well Armed(USA) form”. Racing Post. 2020年4月28日閲覧。
  2. ^ ブレット・ドイル騎手”. 2010 シンガポール航空国際カップ&クリスフライヤー国際スプリント 現地取材レポート. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月28日閲覧。
  3. ^ The partnerships behind the 2018 Derby champion”. Investec Derby - The team behind the winner. Inverstec. 2020年4月25日閲覧。
  4. ^ Has Charlie just won a big race? Appleby gets reality check after Derby triumph with Masar”. NEWS. Racing TV (2018年6月4日). 2020年4月25日閲覧。
  5. ^ Can Godolphin’s Ghostwatch give handicap rivals a fright?”. Racing Post. Racing Post (2018年7月7日). 2020年4月25日閲覧。
  6. ^ Brett Doyle” (英語). Racing Post. 2020年4月25日閲覧。

関連項目





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