ブラックバーン‐の‐ふりこ【ブラックバーンの振り子】
ブラックバーン振り子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/11 21:23 UTC 版)
「ハーモノグラフ」の記事における「ブラックバーン振り子」の解説
ブラックバーン振り子は調和振動を説明するための装置で、これを1844年に記述したHugh Blackburnにちなんで名づけられた。これは1815年にJames Deanにより最初に議論され、同年Nathaniel Bowditchにより数学的に解析された。おもりが糸からつるされ、糸はV字型の糸から垂れ下がっているので、振り子は異なる周期で2つの垂直方向に同時に振動する。結果としておもりはリサージュ曲線に似た経路をたどる。これはハーモノグラフとして知られている機械装置の仲間である。 20世紀半ばの物理学の教科書にはこの種の振り子を二重振り子と呼んでいるものもある。
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