ブライソン・ストットとは? わかりやすく解説

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ブライソン・ストット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 06:29 UTC 版)

ブライソン・ストット
Bryson Stott
フィラデルフィア・フィリーズ #5
2024年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ネバダ州ラスベガス
生年月日 (1997-10-06) 1997年10月6日(27歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手二塁手
プロ入り 2019年 MLBドラフト1巡目
初出場 2022年4月8日
年俸 $700,000(2022年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国

ブライソン・ジェレミー・ストットBryson Jeremy Stott, 1997年10月6日 - )は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス出身のプロ野球選手遊撃手)。右投左打。MLBフィラデルフィア・フィリーズ所属。

経歴

プロ入りとフィリーズ時代

ネバダ大学ラスベガス校時代の2018年にはアメリカ合衆国大学代表入りし[2]、第42回日米大学野球選手権大会にも参加した。

2019年MLBドラフト1巡目(全体14位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名され[3]、6月27日に契約金390万ドルで入団した[4]。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプロデビュー。A-級ウィリアムズポート・クロスカッターズ英語版でもプレーし、2球団合計で48試合に出場して打率.295、6本塁打、27打点、5盗塁を記録した[5]

2020年新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦の出場はなかった。

2021年はA+級レイクウッド・ブルークロウズ、AA級レディング・ファイティン・フィルズ、AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスの3球団合計で112試合に出場して、打率.299、16本塁打、49打点、10盗塁という成績を残した[5]。また6月にはオールスター・フューチャーズゲームの出場メンバーに選出された[5]

2022年4月7日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[5]、4月8日のオークランド・アスレチックス戦でメジャー初出場を果たした。

2023年ジーン・セグラの退団とトレイ・ターナーの獲得に伴って、正二塁手を務めた[6]。シーズン中に二塁以外の守備は行わなかった。

選手としての特徴

走攻守にそつなくまとまっており、ブランドン・クロフォードと比較する声が多い。パワーの伸びしろには疑問符も、球団スカウトは野球IQの高さを称賛している[7]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2022 PHI 127 466 427 58 100 19 2 10 153 49 12 4 1 1 36 0 1 89 3 .234 .295 .358 .653
2023 151 640 585 78 164 32 2 15 245 62 31 3 1 8 39 1 7 100 10 .280 .329 .419 .748
MLB:2年 278 1106 1012 136 264 51 4 25 398 111 43 7 2 9 75 1 8 189 13 .261 .314 .393 .707
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績



二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)




































2022 PHI 47 63 106 0 26 1.000 2 1 5 1 0 .857 83 95 183 7 35 .975
2023 149 235 362 5 72 .992 - -
MLB 196 298 468 5 98 .994 2 1 5 1 0 .857 83 95 183 7 35 .975
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

代表歴

  • 第42回日米大学野球選手権大会 アメリカ合衆国代表(2018年)

背番号

  • 5(2022年 - )

脚注

  1. ^ Bryson Stott Contract Details, Salaries, & Earnings” (English). Spotrac. 2022年10月24日閲覧。
  2. ^ https://cpe-prod.usabaseball.com/documents/0/2/4/299672024/2018_CNT_Roster.pdf
  3. ^ Paul Casella (2019年6月4日). “Bryce very familiar with Phillies' top pick” (英語). MLB.com. 2020年10月4日閲覧。
  4. ^ Scott Lauber (2019年6月27日). “Phillies sign first-round draft pick Bryson Stott” (英語). The Inquirer. 2020年10月4日閲覧。
  5. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2022年8月31日閲覧。
  6. ^ Moratelli |, Eric (2023年2月18日). “Philadelphia Phillies 2023 Season Position Breakdown: Second Base” (英語). That Balls Outta Here. 2024年10月6日閲覧。
  7. ^ 「2019新人ドラフト総括 2019年ドラフト1〜2巡目指名選手リスト」『隔月刊スラッガー』2019年9月号 日本スポーツ企画出版社 69頁

関連項目

外部リンク




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