フリー・ジャズ (アルバム)とは? わかりやすく解説

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フリー・ジャズ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 04:42 UTC 版)

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フリー・ジャズ
Free Jazz: A Collective Improvisation
オーネット・コールマンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1960年12月21日 ニューヨーク
ジャンル フリー・ジャズ
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ネスヒ・アーティガン
専門評論家によるレビュー
オーネット・コールマン アルバム 年表
This Is Our Music
(1960年)
Free Jazz: A Collective Improvisation
(1961年)
Ornette!
(1961年)
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フリー・ジャズFree Jazz: A Collective Improvisation)は、ジャズサクソフォーン奏者オーネット・コールマン1961年アトランティック・レコードから発表したアルバム。レコードでは37分に及ぶ「フリー・ジャズ」1曲だけをAB面に分けて収録していたが、CD化に伴い、同日のレコーディング・セッションから「ファースト・テイク」が追加収録された。

解説

ステレオの左右のチャンネルから、別々のカルテットの演奏が聞こえるという、斬新な手法でレコーディングされた。オーネットはテーマとアンサンブル部分を作曲し、あとは各メンバーの即興演奏にまかせている。フリー・ジャズというジャンル名の由来となった作品。後にジョン・コルトレーンも、オーネットとの共演などを通じてフリー・ジャズの分野に関心を示し、本作に影響を受けた集団即興作品『アセンション』を制作した。

コードの制約から逃れた、自由奔放な即興演奏が繰り広げられているが、ソロ・オーダーは、あらかじめ以下のように決まっていた。

エリック・ドルフィー→フレディ・ハバード→オーネット・コールマン→ドン・チェリー→チャーリー・ヘイデン→スコット・ラファロ→エド・ブラックウェル→ビリー・ヒギンズ

収録曲

  1. フリー・ジャズ - Free Jazz
  2. ファースト・テイク - First Take

演奏メンバー

左チャンネル

右チャンネル




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