フリードリヒ・アウグスト・ヴォルフ以降の研究
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「ホメーロス問題」の記事における「フリードリヒ・アウグスト・ヴォルフ以降の研究」の解説
このようなディレッタント的な議論を見たハレ大学教授フリードリヒ・アウグスト・ヴォルフは、主にヨセフスの所見によって支えられていた自身の見解をさらに発展させることを殆ど思いとどまろうとしていた。彼の見解とは、ホメーロスは文字で書かれたものは一切残していない、というものであった。しかし、ヴォルフは他の著名な批評家の支持を得て『ホメーロスへの序論』(Prolegomena ad Homerum)を著し、この本によって近代的なホメーロス研究が導入されることになった。
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