フランソワ=グザヴィエファーブルとは? わかりやすく解説

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フランソワ=グザヴィエ・ファーブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 14:56 UTC 版)

フランソワ=グザヴィエ・ファーブル
François-Xavier Fabre
『自画像』(1835年ファーブル美術館
生誕1766年4月1日
フランス,モンペリエ
死没1837年3月16日
フランス,モンペリエ
運動・動向新古典主義

フランソワ=グザヴィエ・ファーブル(François-Xavier Fabre、1766年4月1日 - 1837年3月16日)は、フランスの画家である。新古典主義の画家で歴史画、肖像画を描いた。

略歴

モンペリエで生まれた。パリジャック=ルイ・ダヴィッドに学び、1787年にローマ賞を受賞した[1]。ローマ賞でイタリア留学の権利を得て、ローマに滞在し、1793年に南イタリアのフィレンツェナポリに移り、1800年には、フィレンツェの美術アカデミーの教授になり、1826年までその仕事を続けた。フランス革命からフランス第一帝政の時代をファーブルはイタリアで過ごしていたことになる。イタリアでは貴族で劇作家のヴィットーリオ・アルフィエーリオールバニ伯爵夫人らと友人になり、彼らの肖像画も残した。1803年にアルフィエーリが亡くなった後は、オールバニ伯爵夫人と同棲し、1824年にオルバニー伯爵夫人が亡くなると、遺産を相続した。1808年にはナポレオン1世の弟、リュシアン・ボナパルトの肖像画も残している。

1826年にフランスに戻り、モンペリエに住み、モンペリエの美術館、美術学校、図書館の創設に貢献し、個人的コレクションを寄贈した[1]ファーブル美術館としてモンペリエの美術館は1928年に開館した。1828年にフランス復古王政の国王、シャルル10世から、レジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲し[2]バロンの称号を得た。

作品

脚注

  1. ^ a b François-Xavier Fabre in The National Gallery, London
  2. ^ Louis de La Roque, Armorial de la noblesse de Languedoc, Généralité de Montpellier [archive], volumes 1 et 2, Paris, Félix Seguin, 1860

参考文献

  • Fichier d’autorité international virtuelInternational Standard Name IdentifierBibliothèque nationale de France (données)Système universitaire de documentationBibliothèque du CongrèsGemeinsame NormdateiBibliothèque nationale d’EspagneBibliothèque royale des Pays-BasBibliothèque universitaire de PologneBibliothèque nationale de CatalogneBibliothèque apostolique vaticaneWorldCat
  • Michel Hilaire, Laure Pellicer, Sidonie Lemeux-Fraitot, Carlo Sisi, François-Xavier Fabre de Florence à Montpellier (1766-1837), éditions Somogy, 2008.



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