フック用変数名や関数名が定義されている例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/17 14:43 UTC 版)
「フック (プログラミング)」の記事における「フック用変数名や関数名が定義されている例」の解説
フックが変数名や関数名で定義されているシステムもある。インタプリタ型のシステムや、コンパイラ型でも利用者が記述した処理と一緒にリンケージエディタにかかる場合(ライブラリが提供するフックのように)などに見られる。 例えばテキストエディタのGNU Emacsの場合、Emacs Lispという言語でさまざまな機能が記述されるが、大部分のEmacs Lispパッケージは変数名の末尾が「-hook」となる変数をフックとして定義している。GNU Emacs起動時にはemacs-startup-hookが、c-modeを呼び出した際にはc-mode-hookが評価されるといった具合である。LispプログラムはS式というリストになっており、変数にS式を設定しておけば、変数を評価する際にそのプログラムが実行される。
※この「フック用変数名や関数名が定義されている例」の解説は、「フック (プログラミング)」の解説の一部です。
「フック用変数名や関数名が定義されている例」を含む「フック (プログラミング)」の記事については、「フック (プログラミング)」の概要を参照ください。
- フック用変数名や関数名が定義されている例のページへのリンク