フォッカーC.XIVとは? わかりやすく解説

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フォッカー C.XIV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 03:57 UTC 版)

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フォッカー C.XIVw

デ・ロイテルに搭載されたC.XIVw

フォッカー C.XIV-W:Fokker C.XIVw)はオランダフォッカー社戦間期に製作した水上偵察機である。

開発

本機はC.VIIw英語版の後継機として製作された。 主翼は木製で従来形の一張間のN字型翼間支柱、スタガット式複葉で胴体は鋼管羽布張りである。 コクピットは開放式縦列複座で、双浮舟式の水上機である。偵察機ではあるが単発水上機搭乗員がフォッカー T.VIIIドルニエDo 24といった大型機へ機種転換する際の練習機としても使用された。 全部で24機製作され、1940年のドイツによるオランダ侵攻によって破壊されたが残余の12機は英国へ退避した後、11機が蘭領東インドへ送られた。東インドに送られた機体は基地隊の他、デ・ロイテルジャワに配備されていたが、日本の侵攻時に全てのC.XIVが破壊された。

運用国

 オランダ

性能諸元

※使用単位についてはWikipedia:ウィキプロジェクト 航空/物理単位も参照

  • 全長:9.55m
  • 全幅:12.05m
  • 全高:4.25m
  • 主翼面積:31.7m2
  • 自重:1,315kg
  • 全備重量:1,945kg
  • 発動機:ライト R-975英語版-E3 450hp
  • 最大速度:230 km/h
  • 航続距離:950km

関連項目

参考文献

  • Taylor, Michael J. H. (1989). Jane's Encyclopedia of Aviation. London: Studio Editions. pp. 404 
  • World Aircraft Information Files. London: Bright Star Publishing. pp. File 894 Sheet 34 

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