フェニルピルビン酸デカルボキシラーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/18 00:27 UTC 版)
フェニルピルビン酸デカルボキシラーゼ | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
識別子 | |||||||||
EC番号 | 4.1.1.43 | ||||||||
CAS登録番号 | 37289-45-5 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBe PDBsum | ||||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||||
|
フェニルピルビン酸デカルボキシラーゼ(Phenylpyruvate decarboxylase、EC 4.1.1.43)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
-
フェニルピルビン酸
フェニルアセトアルデヒド + CO2
従って、この酵素の基質は、フェニルピルビン酸のみ、生成物は、フェニルアセトアルデヒドと二酸化炭素の2つである。
この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、フェニルピルビン酸 カルボキシリアーゼ (フェニルアセトアルデヒド形成)(phenylpyruvate carboxy-lyase (phenylacetaldehyde-forming))である。また、phenylpyruvate carboxy-lyaseとも呼ばれる。この酵素は、フェニルアラニン及びトリプトファンの代謝に関与している。
構造
2007年末時点で、1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2NXWである。
出典
- Asakawa T, Wada H, Yamano T (1968). “Enzymatic conversion of phenylpyruvate to phenylacetate”. Biochim. Biophys. Acta. 170 (2): 375–91. doi:10.1016/0304-4165(68)90017-2. PMID 4303395.
- フェニルピルビン酸デカルボキシラーゼのページへのリンク