フィック錯視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 03:26 UTC 版)
フィック錯視 (Fick illusion) はフィック (Fick) によって1851年に示された、同じ長さの図形は縦にされたものが横にされたものより長く感じるという錯視。右の図形「A」と「B」は合同であるが、図形Bの方が長く見える。また、図形Aの方が太く見える。これは一般に、水平な横線より垂直な縦線の方が長く認識されるために起こるとされるが、この図形を90度傾けても図形Bの方が長く見えるため、詳しいメカニズムはまだ解明されていない。垂直水平錯視 (vertical-horizontal illusion, V-H illusion) ともいわれる。
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