フィアット
1899年、ジョバンニ・アニエッリがトリノにトリノイタリア自動車会社(Fabbrica Italiana Automobili Torino)として設立。Terra-Mare-Cielo(陸に海に空に)をモットーにし、1904年からレースにも積極的に出場、07年にはフランスGPやタルガ・フロリオで優勝を飾った。また20年代初めに登場したティーポ805は、グランプリ・マシンとして初めてスーパーチャージャーを備えていたことで知られるが、やがてアルファロメオが台頭してきたため27年限りでレース活動を打ち切った。その後はモータースポーツと無縁の時期が続いたが、70年代初めにラリー競技へのカムバックを果たし、グループ傘下のアバルトと共同開発した131でWRCのメイクス部門のタイトルを3度獲得した。だがその後は傘下のフェラーリやランチアが活動を担うようになり、現在ではワークスとしてモータースポーツにはほとんどかかわっていない。
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