ピーターマン島とは? わかりやすく解説

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ピーターマン‐とう〔‐タウ〕【ピーターマン島】

読み方:ぴーたーまんとう

Petermann Island南極大陸南極半島北方サウスシェトランド諸島小島。この島を営巣地の南限とするジェンツーペンギンのほか、多数アデリーペンギン生息1873年から1874年にかけて、ドイツ探検隊によって発見。名称は地理学者アウグスト=ペーテルマンに由来する


ピーターマン島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 23:42 UTC 版)

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座標: 南緯65度10分 西経64度10分 / 南緯65.167度 西経64.167度 / -65.167; -64.167

ピーターマン島
ピーターマン島の遠景
地理
場所 南極大陸
座標 南緯65度10分 西経64度10分 / 南緯65.167度 西経64.167度 / -65.167; -64.167
長さ 2 km (1.2 mi)
行政
人口統計
人口 0
追加情報
南極条約によって管理される。
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ピーターマン島のペンギンのコロニー、クルーズ船、観光客
アデリーペンギンの群れ。糞によって灰色の岩肌がピンク色になっている。

ピーターマン島(Petermann Island)は、南極大陸南極半島のすぐ西にある小さなである。南緯65°10′西経64°10′に位置し、ブース島のすぐ南にある。長さ2kmの低地で、ジェンツーペンギンのコロニーの生息南限であり、アデリーペンギンも多数生息する。

この島は、1873年から1874年のドイツの探検隊によって発見され、地理学者のアウグスト・ピーターマンにちなんで名づけられた。1908年から1910年にフランスの探検隊は、この島の南西の入り江に船をつけて越冬した。1909年1月1日の主の割礼祭(Feast of the Circumcision)の日に船が着いたので、この場所は、Port Circumcisionと呼ばれた。

探検隊の建てた小屋は現存しないが、1955年にアルゼンチンが立てた避難小屋とともに石塚は残っており、また、1982年にベルナツキー基地から海氷を横断してピーターマン島を目指し犠牲となった、イギリス探検隊の3人を記念した十字架が残っている。

関連項目

外部リンク

  • Personal photographic account of the site in March 2007: bartosik.org


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